宇部の居酒屋が移転オープン-「歩歩歩」から「楽楽楽」に店名変更も

宇部の居酒屋「楽楽楽(みらく)」の店内

宇部の居酒屋「楽楽楽(みらく)」の店内

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 宇部上町の居酒屋「歩歩歩(さんぽ)」が11月25日、店名を「楽楽楽(みらく)」(宇部市中央町1、TEL 0836-34-6917)に変更して移転オープンした。

「楽楽楽(みらく)」の外観

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 同店は、遠赤効果のある萩焼の陶板を鉄板代わりに使う「陶板焼き」と豊富な「九州郷土料理」が特徴。店舗面積は約40坪、和で統一した店内には掘りごたつ席60席を設ける。

 メニューは、陶板焼で食べる「お得なセット三種盛(せせり・砂ずり・なんこつ)」(1,140 円)、「名古屋コーチン」(1,080 円)や、「宮崎チキン南蛮」(780 円)、「鹿児島薩摩親どりのたたき」(680 円)など10種類以上の九州郷土料理のほか、「仕上げラーメン」(580円)などの一品料理や近海でとれた刺身などを幅広く用意。生ビール(480円)、九州の焼酎(380円~)などのアルコール類も豊富にそろえる。

 オーナーの武末雄一さんは「座敷が広い店舗に移転したいと考えていたところに、広いだけでなく新しくて立地も良い物件が見つかり本当に幸運だった」と話す。

 武末さんは17年前に大学を中退して、カフェ「DUGOUT(ダッグアウト)」(南小串)のオーナーに。「当時は景気も良くて何とかなると思っていたら、始めたとたんにバブル経済がはじけて苦い思いをした」と振り返る。旧店の「歩歩歩(さんぽ)」は6年前から始め、一時期は両店をかけ持つ状態だったが、現在はカフェの経営を実弟に譲り居酒屋の経営に専念している。

 これまでの経験から、「飲食店には3つの売りとなる商品が必要だと考えている」と武末さん。「うちは焼き鳥を焼肉屋感覚で食べてもらえる『陶板焼き』と、九州各地の料理と焼酎が楽しめる『九州郷土料理』、そして鶏がらスープのつけ麺で食べる『仕上げラーメン』がその3つ」とも。今後については、「ここに来ないと食べることができないメニューをもっと増やして、これからもお客さまに食の楽しみと感動と驚きを提供したい」と意欲をみせる。

 営業時間は18時~翌3時。日曜定休。

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