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宇部・野原の「ひまわり食堂」が1周年 民家を改装、親子で切り盛り

「初心を忘れずに2年目もまい進したい」と志津香さん(左)

「初心を忘れずに2年目もまい進したい」と志津香さん(左)

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 宇部・野原の民家食堂「ひまわり食堂」(宇部市野原1、TEL 0836-32-5836)が10月4日、オープンから1周年を迎えた。

「ひまわり食堂」が提供するランチ

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 3DKの民家を改装し、エステサロンやポーセラーツ教室を開く若松志津香さんが開いた同店。店内はテーブル席12席、座敷席10席。志津香さんの母・忍さんを店長に、ランチタイムをメインに親子で切り盛りする。

 男性客が主だったオープン当初に比べ、子連れで来店し座敷席を利用する女性客も多くなった。「それでなくても表の通りからは分かりにくい場所。店舗の屋根に看板を付けたり、口コミや紹介などで、この夏ごろからお客さまが増えてきた実感がある」と志津香さん。

 提供するのは、昔ながらのレシピで忍さんが腕を振るう「焼きそば」(380円)や日替わりでメインが変わる「お昼ごはん」(540円)、「親子丼」(550円)や「たこ焼き」(400円)のほか、メインやデザートまで10種類以上が付く予約制の「リッチにお昼ごはん」(1,580円)など。既製品は使わずに季節素材で手作りし、利用客の要望に応じてメニューも増やしてきた。

 1年間を振り返り、「あっという間だった。うれしいことに、お客さまが誰も来なかった日が1日もなかった。雨の日も風の日も、どなたかが来られたのかと思うと、支えていただいていることに感謝の気持ちでいっぱい」と志津香さん。

 「アットホームさ」もモットーにする同店。「顔なじみのお客さまも増えてきて、少しずつ店が定着してきた実感がある。家にお昼ご飯を食べに帰った家族を迎えるような気持ちで、これからもご縁を大切にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~16時。日曜・祝日・第3月曜定休。

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