バレンタイン向け日本酒「私に酔って」-ネーミングで勝負

飲めば誰もが恋する酒「私に酔って」

飲めば誰もが恋する酒「私に酔って」

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 山口・徳地にある造り酒屋「新谷酒造」(山口市徳地堀、TEL 0835-52-0016)は2月9日より、バレンタイン向けの日本酒「私に酔って-清酒 和可娘-」の販売を開始する。

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 同商品は、バレンタインに向けてチョコレート代わりのプレゼントアイテムとして販売するもの。20代~30代の若い女性が「ウケ」狙いで贈ることを想定して、商品名を「私に酔って」にし、昨年初めて売り出した。昨年は予想に反して、息子へ贈るという母親や、父親に贈るという娘など、家族への贈り物として購入する人が多かったが、インパクトのあるネーミングが好評だったという。

 同商品は、酒を搾り出して最初に出てくる「あらばしり」をそのまま瓶詰めした搾りたての純米無濾過生原酒。「搾ったばかりのフレッシュさと酸味のある辛口の味が特徴」(同社)だという。昨年は中高年の女性が購入することが多かったことから、今年はラベルを「色っぽい」デザインに変えた。価格は1,365円(720ミリリットル)。限定100本。店頭での販売のほか、電話での注文も受け付けている。

 同社の新谷義直社長は「切れが良くてさっぱりとしているので、男性にもおいしく飲んでもらえるのでは。味の凝縮された『あらばしり』といういいところだけを瓶詰めしているので、特別な人へのギフトに最適」と話している。

 同社は1927年創業の造り酒屋で、徳地で作られた酒米と、佐波川流域の地下水を使って酒造りを行っている。代表銘柄は「和可娘」。昨年、杜氏や蔵人の老齢化により酒造りができなくなったが、新谷社長がたった一人でも酒造りができるようにと、昨年3月に蔵の改装をし、小ロットでの酒造りや天候に左右されない四季醸造ができる蔵に生まれ変わった。

 営業時間は8時~19時。日曜定休。

新谷酒造甘いものが苦手な相手に「義理猪口」-生活非必需品店が販売(アキバ経済新聞)鎌倉ビール醸造がバレンタインギフト-メッセージ入りラベルビールも(湘南経済新聞)バレンタイン限定「チョコレートビール」-「霧笛楼」がプロデュース(ヨコハマ経済新聞)(©マルニ)

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