車エビを使った化粧品-山口・秋穂の車エビ養殖会社が開発

「エービーローション」(写真奥)と「エービークリーム」(写真右)と「エービーソープ」(写真左)

「エービーローション」(写真奥)と「エービークリーム」(写真右)と「エービーソープ」(写真左)

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 車エビの養殖・販売を手がける瀬戸内海水産開発(山口市秋穂東、TEL 083-984-2728)は現在、車エビを使った化粧品の開発を進めている。

「エービークリーム」の中身

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 同商品は、車エビをまるごと乾燥・粉砕して抽出したエキスを使った化粧品で、天然ミネラル、アミノ酸、アスタキサンチンがふんだんに含まれているのが特徴。

 ローション、ゲル状のクリーム、洗顔石けんの3種類を試作。エビに含まれるアスタキサンチンにより、ほんのりオレンジ色をしているが、車エビのにおいはしない。無添加、無香料、無着色、オイルフリーの化粧品。「プラウン美肌スキンケア」商品として、それぞれ「エービーローション」「エービークリーム」「エービーソープ」と名付けた。価格は2,000円~2,500円程度を予定。

 秋穂商工会と地元企業が参加している、中小企業庁の「平成20年度地域資源∞全国展開プロジェクト」を受けて、車エビを使った新商品として昨年4月から開発を始めた。11月に防府市で行われた「じばさんフェア」で試作品をお披露目し、来場者にモニタリング調査を実施。消費者の意見を取り入れて改良を加え、再度試作品を作った。

 同商品は、東京ビッグサイトで2月3日~6日に行われる「東京インターナショナル・ギフト・ショー」に併設の、各地で開発された特産品・観光資源等の展示会「ニッポンいいもの再発見!春2009 ~商工会の展示商談会~」に出展する。

 同社企画部の有馬亜弥さんは「車エビを使った化粧品は初めてでは。この化粧品を通して、秋穂の車エビに注目してもらえれば。4月以降の発売を目標にしている」と話す。(©マルニ)

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