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山口で「爆音映画祭」開催へ 今年は13作品上映、館内展示との連携も

目玉作品の「シラート」(©2025 LOS DESERTORES FILMS, A.I.E., TELEF?NICA, AUDIOVISUAL DIGITAL, S.L.U.,FILMES DA ERMIDA, S.L., EL DESEO DA, S.L.U., URI FILMS, S.L.,4A4 PRODUCTIONS)

目玉作品の「シラート」(©2025 LOS DESERTORES FILMS, A.I.E., TELEF?NICA, AUDIOVISUAL DIGITAL, S.L.U.,FILMES DA ERMIDA, S.L., EL DESEO DA, S.L.U., URI FILMS, S.L.,4A4 PRODUCTIONS)

 夏の恒例イベント「YCAM爆音映画祭2026」が8月28日から、山口情報芸術センター(YCAM=山口市中園町)で開催される。

上映作品「水尻自子監督短編映画特集」

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 国内で最高レベルの音響環境といわれる「スタジオA」で、ライブ・コンサート用の大規模・高品質スピーカーを用いて映画を鑑賞する人気企画。8月30日までの3日間で13作品を上映する。

 今年の注目は、砂漠のレイブパーティーを舞台にしたロードムービー「シラート」(2025年、スペイン・フランス)。また、今年10月に同館で大規模展「即興!」の開催を控える音楽家・大友良英さんが音楽を手がけた「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」(2026年、日本)などもラインナップする。

 同館シネマ担当の前原美織さんは「会場の床下や天井などに仕込まれた約50個の機材を駆使する。予測不能な展開を爆音でより効果的に体感できる作品のほか、爆音だからこそ微細な自然音が耳に飛び込んでくる作品など、アクション映画にとどまらない多様なジャンルをそろえた」と解説する。

 今年は映画祭に合わせ、館内ロビー「ホワイエ」で大友さんの先行展示「without records」も展開。これまで以上に館全体を巻き込んだ立体的な構図で来館者を迎える。

 上映作品には、「ソング・サング・ブルー」(2025年、アメリカ)や「新ドイツ零年」(1991年、フランス)、「落下の王国 4Kデジタルリマスター」(2006年、アメリカ)のほか、「水尻自子(みずしりよりこ)監督短編映画特集」、活動弁士・片岡一郎さんと大友さんの生演奏によるカツベン映画「狂った一頁」(1926年、日本)などが並ぶ。

 今年も前夜祭スペシャルライブ「井手健介&甫木元空 幽体離脱ツアー in YCAM 2026」(8月27日)を実施するほか、関連イベントとして「YCAM館内ツアー」(500円、要事前申し込み)や、聞き比べイベント「音の設計図」(8月29日、「旅と日々」チケット購入者対象)、「水尻自子トークイベント」(8月30日、「水尻自子監督短編映画特集」チケット購入者対象)などを行う。

 前原さんは「毎回『次は何を仕掛けよう』と、担当者全員で本当に面白い体験を提供できるよう準備を進めてきた。今年は特に県外からの問い合わせも多い。県内の一般劇場ではなかなか見られないエッジの効いた作品もピックアップしているので、初めての方も見たい作品をじっくり吟味して足を運んでほしい」と呼びかける。

 入場料は1回券=1,700円(前売り1,500円)。スペシャルライブは一般=3,500円(前売り3,000円)。

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