宇部商高が「スイーツ甲子園」-新天町でオリジナルスイーツ販売

宇部・新天町に2日間限定でオープンした宇部商高の「スイーツ甲子園」

宇部・新天町に2日間限定でオープンした宇部商高の「スイーツ甲子園」

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 宇部商業高校(宇部市際波)商業研究部は7月10日・11日の2日間限定で、宇部・新天町にスイーツ店「スイーツ甲子園」をオープンした。

店内に並んだ色鮮やかなオリジナルスイーツたち

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 同部の校外販売実習として3回目の実施となる今回は、生徒たちが創作したオリジナルスイーツを宇部市内14店の菓子製造店・ケーキ店に製作してもらい、宇部・新天町の空き店舗(宇部市新天町2、中津瀬神社近く)を利用して販売する。

 商品は、小野茶のプリンに小豆や栗をのせた和風プリン「小野茶のちゃちゃちゃプリン」(300円)、県産のミカンをたっぷり使った「チョコレートパイ」(330円)、はなっこりーを使用したケーキ「花っ子リーシャルロット」(330円)など15種類のオリジナルスイーツを提供するほか、製作を依頼した店の商品も用意する。

 「3年生はこの実習を最後に引退する。前回は反省点が多くあったので今回は改善しながらやってきた」と話す同部長の石田智子さん。おすすめの商品を尋ねる来店客には、米粉を用いたシフォンケーキ「めいちゃんのほっぺ」(250円)をすすめる。「この商品は今年5月に行った販売実習の時には大人気ですぐに売り切れた。名前の由来は、5月に完成した商品でほっぺみたいに柔らかいから(笑)。気合を入れて今回も完売させたい」と意気込む。

 同部担当教諭の脇本日出男先生は「昨年は2日間で約350人の来客があり、連日15時ごろには売り切れた」と話す。製作を依頼した店からは「プロにはできないおもしろい発想」「今後の商品開発に参考になる良いヒントをもらった」といった声が寄せられているという。「生徒たちが考案した新しい創作菓子をぜひ味わってみてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は、10時~17時(売り切れ次第終了)。

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