県内唯一のソウルバーが移転-ガンボなど黒人家庭料理も

ソウルフードをはじめ日ごとに替わる魅惑の料理が、音楽とともに味わえる

ソウルフードをはじめ日ごとに替わる魅惑の料理が、音楽とともに味わえる

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 山口・湯田温泉に9月6日、本格ソウルバー「JOYSTICK(ジョイスティック)」(山口市湯田温泉1丁目9-11京井ビル1階1号、TEL080-3882-8412)がオープンした。

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 ソウルミュージック・ファンはもちろん、有名ミュージシャンも集う県内唯一のソウルバー「スローニン」の後身、「XXXX(フォーエックス)」(湯田温泉6丁目、8月23日閉店)が移転したもので、店名も(飛行機の)操縦桿の意味を持つジョイスティックに一新。店舗面積は12坪で、席数はカウンター席9席、テーブル席12席。空間を満たす熱くムーディーなソウルサウンドと、佐伯和道オーナーが腕をふるう自慢の手料理が楽しめる。

 基本的にフードメニューは日替わり。その日仕入れた旬の食材をメーンにするため、一定の品書きはできないそう。ただし品数は豊富で、さんまのカルパッチョ(600円)、ゴーヤチャンプル(700円)、あげたてえびせん(300円)といった一品料理、豚バラ肉のいちじく煮パスタ(800円)、ポルチーニ茸のクリームソースパスタ(1,000円)などのパスタ類、ご飯物と、ノージャンルの独創的な料理の数々が味わえる。

 そして目玉は、アメリカ南部の伝統的な黒人家庭料理「ガンボ」。オクラや臓物などをさまざまなスパイスで煮込んだブイヤベース風のスパイシースープで、同店ではソウルガンボ フランスパン添え(600円)として提供する。「ガンボをはじめとする南部家庭料理を少しずつ増やしていく」(同店)。ドリンク類も充実しており、本格カクテルからビール、焼酎、日本酒、ブランデー、ソフトドリンクまで各種取りそろえる。

 佐伯オーナーは「ソウル界のゴッドファーザー、ジェームス・ブラウンとともに、形にこだわらない楽しい時間を提供したい。音楽も料理もアルコールも、自分流に好きなだけ味わって」と話している。

 営業時間は19時~深夜1時。不定休。駐車場完備。(©マルニ)

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