防府酒販協同組合がオリジナル吟醸酒-鱧とともにブランド化狙う

オリジナル吟醸酒「周防 郷乃香」のネーミングは故郷をイメージしたという

オリジナル吟醸酒「周防 郷乃香」のネーミングは故郷をイメージしたという

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 防府酒販協同組合(防府市新田1、TEL 0835-22-3809)は9月6日、オリジナル吟醸酒「周防 郷乃香(すおう さとのかおり)」の販売を開始した。

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 同商品は、防府市で水揚げされる「天神はも」が防府名物として売り出されるのに合わせて開発されたオリジナルブランドの吟醸酒。山口県オリジナル酒米「西都の雫」を100%使用しており、「ほのかな香りのすっきりとしたお酒。女性でも飲みやすく、フグやハモの刺身など、素材を生かした料理に合う」(同組合)という。醸造元は金光酒造(山口市嘉川)。

 価格は、720ミリリットル(箱入り)=1,575円、300ミリリットル=525円、180ミリリットル=390円。防府市内と山口市徳地の同組合加盟店91店舗で販売している。今年は500リットルの限定販売。来年の同時期に再度売り出すが、来年の数量は未定。

 同組合の松島満理事長は「数年前から組合オリジナルの酒を作りたいという夢はあったが、なかなか踏み込めなかった。防府市がハモを防府名物として売り出そうとしていること、来年山口県でJRのデスティネーションキャンペーンが行われることなどを受けて、開発に踏み切った」と話している。「ハモ料理と一緒に防府のブランド商品として山口県外に発信して相乗効果を狙う。組合の活性化になれば」とも。

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