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山口・湯田に観光回遊拠点「狐の足あと」-カフェや3種類の足湯など

カフェスペースや屋内足湯などを備える「狐の足あと」

カフェスペースや屋内足湯などを備える「狐の足あと」

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 山口・湯田温泉に3月22日、観光回遊拠点施設「狐(きつね)の足あと」(山口市湯田温泉2、TEL 083-921-8818)がオープンした。

中庭に設けた足湯「四季の湯」

 「湯田温泉に特化した情報発信」を主軸に、同温泉街の観光の出発点として街のにぎわい創出を目指す同施設。施設内には、カフェスペースや屋内外の3種類の足湯などを複合的に設け、オープンから1年間は山口市が直営する。年間90万人の利用を見込む。

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 施設は2階建てで約142坪。1階には、観光・店・土産などのニーズに応じた情報を提供するインフォメーションや9席のカフェスペース、足湯、展示スペース、情報を自由に見られるタブレット端末3台を備え、2階は山口の芸術や文化を紹介するギャラリーとして、12月末までは展示内容を変えながらNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のパネル展を行う。

 カフェスペースでは山口県産の素材を前面にし、コーヒー(300円)や「徳佐りんごジュース」(400円)、市内の農園の卵を使った「たまご村プリン」(350円)、「山口外郎(ういろう)ミニパフェ」(650円)などを提供。県内の地酒18銘柄を取りそろえ、「山口地酒の利き酒セット」(500円)や、好みの銘柄の利き酒(200円)も。

 足湯は、カフェスペース横の「窓辺の湯」と市内秋穂で採掘した岩や季節の植物を配置した中庭の「四季の湯」、同市出身の詩人・中原中也の詩にメロディーを付けた音楽を流しながら漬かる別棟の「言音(ことね)の湯」を自由に行き来でき、漬かりながらカフェで提供する飲食物を楽しむこともできる。足湯の利用料は、大人=200円、小中学生=100円。

 オープン初日は約2000人、2日目には約1500人が訪れた。「2次会前ごろの時間まで利用いただけるように夜まで営業する。食や土産品など地域資源の情報提供と体験できる場として、まずはここで情報を取ってから街に繰り出していただきたい」と山口市観光課観光企画担当主幹の竹内僚さん。

 「湯田温泉は温泉情緒こそないが、観光スポットや飲食店、土産店も多い都市型の温泉地。街のシンボル施設として、観光客や市民の方など幅広く利用してもらいたい。活性化の起爆剤になれば」と期待を込める。

 営業時間は8時~22時。

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