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山陽小野田「花の海」で恒例のイチゴ狩り 5月下旬まで多品種用意

イチゴ狩りを楽しむ親子

イチゴ狩りを楽しむ親子

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 山陽小野田の総合園芸農場「花の海」(山陽小野田市埴生、TEL 0836-79-0130)で12月3日、恒例のイチゴ狩りが始まった。

赤く実った「かおりの」

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 同園のイチゴ狩りは2005年に始まった。昨年は約8万人が来園し、家族連れを中心に毎年人気を集めている。

 今年は、同園で苗から育てた約10万株のイチゴを、3棟のビニールハウス内に栽培し、酸味が少なく食べやすい「かおりの」をメインに、新品種「あまえくぼ」や「四星(よつぼし)」など、食べ頃を順次迎えるようにしている。年末年始にかけては「かおりの」が食べ頃を迎える。

 同園総合交流部部長の金子陽平さんは「今年は夏の猛暑と暖冬の影響を少し心配していたが、今のところ出来も収穫量も例年通り。来園者数がピークとなる2~3月にもイチゴのおいしさを保てるよう、有機肥料や栽培方法にもこだわっている」と話す。

 市外からも人気が高く、週末には1日に500人が訪れるという。同月12日、下松市から来たという親子は「他ではなかなかできない体験で子どもが喜ぶ。毎年楽しみに来ている」と笑顔を見せる。

 「売店やレストランなど、イチゴ狩りと併せて楽しめる要素を設けているため、長く滞在できるのが当園の特長。ゆっくりとした時間を楽しんでほしい」と金子さん。売店には、イチゴを使った食パン(280円)や、季節限定のイチゴパフェ(680円)などのスイーツも用意。「農薬を極力減らし、手間暇をかけて育てたイチゴを、より多くの人に楽しんでもらえれば」とも。

 イチゴ狩りの受付時間は10時~16時。料金は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1500円、幼児(3歳以上)・高齢者(75歳以上)・障がい者=900円(4月10日までの料金。4月11日以降値下げ)。5月下旬までを予定する。

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