生花店「WreatH(リース)」(宇部市東芝中町、TEL 0836-48-9237)が2月10日、宇部にオープンした。
結婚式や成人式などの写真撮影をプロデュースするチーム「4Senses Project(フォーセンシーズプロジェクト)」のメンバーの一人で髪飾り・ブーケ担当の藤田樹里さんが開いた。
20代の頃に生け花教室に通い始めて以来、花に触れてきたという藤田さん。約5年前から山口市内の自宅でフラワーアレンジメント教室を開いていたが、注文が増えて資材などで手狭になってきたことから出店に踏み切った。
恩田小学校近くの空き店舗を改装した店内の面積は約18坪。グレーを基調にした店内に、ガーベラ(150円)やラナンキュラス(420円)などの生花約30種類のほか、ブライダルブーケやドライフラワーなどをそろえる。午前と午後に開講するフラワーアレンジメント教室スペースも設ける(各定員4人)。
「商品ではなく作品のようなイメージで、みずみずしく、色鮮やかな花をそろえている」と藤田さん。ブルーやグリーンに色染めされた3種類の「チューリップ」(270円)も人気という。
同店では「ケーキと花を一緒にプレゼントしたい」という来店客の要望に応え、西岐波に工房を構える「いとをかし」とコラボして、シフォンケーキのセット販売も行う(2日前までに要予約)。
藤田さんは、「花の管理は温度・湿度調節などはもちろん、一日一日の変化に気をつけている。花との接し方は、毎日声掛けをして『褒める』『かわいがる』ことを常に大事にしている」と笑顔を見せる。
「オープンから数日で20代から80代の幅広い世代の方が来店してくださり、花好きの方が多くいることが実感できてうれしい。身近に寄れる『地域の花屋』を目指して頑張りたい」とも。
営業時間は10時~17時(月曜・水曜・金曜は12時~)。日曜定休。