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山口・湯田温泉にカレー店「小熊屋加厘」 手土産販売店も併設

「小熊屋加厘」外観の様子

「小熊屋加厘」外観の様子

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 カレー店「小熊屋加厘(こぐまやかれー)」(山口市湯田温泉1、TEL 083-929-3129)が4月1日、山口・湯田温泉にオープンした。

ピリリとした辛さが特徴のカレー

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 運営は、2004(平成16)年創業の創作料理店「新創作 こ熊や」を経営する「こ熊や」。店舗面積は約35坪。個室8部屋とカウンター席合わせて30席を備える。

 同社事務担当の福永由香里さんは「カレーはコースの締めの一品として人気が高い。ウィズコロナでの飲食店の新たなあり方を模索する中、カレーのネット販売を1年半前に始めたところ、注文が殺到して一部品切れ状態になったほど。お一人さまでもご家族でも気軽に食べに来てもらいたいという思いで出店した」と話す。

 カレーは、30種類以上のスパイスやみそ、カツオだしなどを合わせた「チキン&オニオン」や、「牛すじブラック」、「ガーリックシュリンプ」、「アラビアータ」、子どもや辛い物が苦手な人に向けたという「チキン&オニオン1/8」の5種類から選べる。

 メニューは、カレーにハンバーグやかぼちゃバターソテー、グリーンサラダ、季節のおひたしなどのおかずを全て乗せた「フルプレート1種セット」(1,650円)、2種類のカレーが楽しめる「フルプレート2種セット」(1,750円)のほか、サラダやにんじんマリネを乗せた「シンプルプレート1種セット」(1,200円)、「シンプルプレート2種セット」(1,300円)を用意。セットには、生野菜を使った飲むタイプのサラダと、デザート(テリーヌまたは生ブリュレ)を付ける。

 伊藤貴大店長は「お客さまに満足してもらえる接客や料理など、真心込めて対応していきたい。安心の完全個室で『こ熊やカレー』を楽しみながら、ゆっくりしたひとときを過ごしてもらえれば」と笑顔を見せる。

 敷地内には、同店で提供するカレーの贈答用商品やテリーヌ、生ブリュレを販売する「こぐまのてみやげ」も併設。販売するテリーヌは、マスカルポーネ、抹茶、チョコレート、フランボワーズの4種類。生ブリュレは、プレーン、エスプレッソ、チョコレート、チャイ、抹茶小豆、紫芋、カシスの7種類。価格は380円。種類は今後増やしていくという。

 福永さんは「山口県の新しいお土産を目指したい。帰りにカレーやデザートを購入してもらったり、手土産を購入した人がカレーを食べに来てもらったり、いい相乗効果が生まれれば。カフェとして利用できるように進めているので、ちょっと一息できる空間がつくれたら」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~21時30分。土曜・日曜・祝日は11時30分~21時30分。水曜定休。「こぐまのてみやげ」の営業時間は11時~18時、水曜定休。

※小熊屋加厘の「加」に使う漢字は口へんに加が正。同じく「厘」は、口へんに厘

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