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宇部の「世界を旅する植物館」で5周年記念企画展 テーマはラテンアメリカ

「旅をするように楽しんでほしい」と同館コンシェルジュの山内さん

「旅をするように楽しんでほしい」と同館コンシェルジュの山内さん

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 リニューアルオープンから5周年を迎えた宇部ときわ公園内「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」(宇部市野中3)で現在、企画展「ラ・ラ・ラ展~ときわで中南米を旅しよう~」が開かれている。

会場の様子

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 同館は、1960(昭和35)年に「宇部常盤サボテンセンター」として開館。2017(平成29)年4月に、世界中を巡るプラントハンター・西畠清順さんプロデュ―スのもとでリニューアルオープンした。

 5周年を記念して開く同展は、山口県ペルー協会とJICA海外協力隊の協力を得て実施する。会場には民族衣装、楽器などの伝統工芸品、現地での食べ物や動物の紹介パネルなどを展示。中南米をイメージしたフォトスポットも設置し、民族衣装を着用して写真撮影ができる。

 土曜・日曜・祝日限定で、コーヒー専門店「Traum Coffee」(宇部)による中南米の豆を使用したコーヒーを販売するほか、通常は触れることができないという植物館内の熱帯アメリカゾーンにある樹齢100年以上のシンボルツリー「パラボラッチョ」に触れての写真撮影ができる。写真撮影は11時~12時の1時間限定。

 7月9日・10日には山口県ペルー協会による「チャリティーバザー」を開くほか、同10日にはJICA海外協力隊によるワークショップなども行う。

 期間中にはスタンプラリーも実施。同会場と植物園入館でスタンプがもらえるほか、同園内の飲食店2店で対象メニューを食べてスタンプを集めると、抽選でぺルーグッズを進呈する。スタンプラリーの台紙は、同展の会場や飲食店などで配布する。

 飲食店では、中南米の国々で親しまれているというフードメニューを提供する。ハワイアンカフェ「Leola(レオラ)」がブラジル風コロッケ「コシーニャ」(500円)やタコス(1,300円)、カフェテリア・バルミエールときわ遊園店がチョコラテやチュロスを用意する。

 同館コンシェルジュの山内広美さんは「当館の始まりであるサボテンに原点回帰し、その原産地である中南米にスポットを当てた。週末は多彩なイベントも用意しているので楽しんでもらえると思う。ラテンアメリカの豊かな文化や現地の魅力に触れながら、旅をしたような気分になってもらえれば」と笑顔を見せる。

 展示時間は9時~17時。火曜休館。7月18日まで。

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