サッカーJ2のレノファ山口FCが7月29日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」（山口市維新公園4）でベガルタ仙台と対戦する。

夏限定ユニホーム

　前節はアウェーで栃木SCと対戦したレノファ。前半に2点をリードされ、後半に生駒仁選手のゴールで1点を返したが、最後まで追い付くことができずに1-2で敗戦し、3連敗となった。レノファは現在、4戦勝利なしで順位は17位。

　名塚善寛監督は「栃木には警戒していた前の3トップにボールを収められてしまった。アラートさが欠けている試合が続き、ここ3試合は特に前半で良い内容の試合ができておらず、自分たちのサッカーがやれてない。仙台は手ごわい相手だが、自分たちはチャレンジャー。ホームで情けない試合はしたくない」と話す。

　今節ホームに迎える仙台は現在3位。前半戦の対戦（第9節）は、前半に相手が退場者を出す展開になった中で2点目を奪われ、岸田和人選手のゴールで1点を返すも1-2で敗戦した。生駒仁選手は「仙台との前回対戦の時はメンバー外だったが、個の力というか攻撃力が高く、やっぱりJ1にいたチームなんだなと思った。そのチームとやれるというのは楽しみが多い」と話す。

　レノファは、仙台戦を含む夏のホーム戦3試合（山形戦＝8月6日、水戸戦＝8月20日）で、クラブ初となる夏限定ユニホームを着用する。フィールドプレイヤーはブラック×ゴールド、ゴールキーパーはオレンジ×ブラックの配色で、選手29人全員の声の波形がデザインされている。

　当日は「夏の維新劇場」と銘打ち、イベントを多彩に展開する。ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が15時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」を開く。国際交流イベントとしてチェコ政府観光局の公式マスコット「レフ丸」が来場するほか、チェコビールやチェコ定番お菓子のペルニークが味わえる「チェコグルメフェス」を開く。

　19時キックオフ。