宇部の企業がパーソナルロボット「Pepper」導入 ワークショップ実施も

コミュニケーションを中心に活躍する「Pepper(ペッパー)」

コミュニケーションを中心に活躍する「Pepper(ペッパー)」

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 宇部・琴芝の「アクシオン」(宇部市琴芝1、TEL 0836-29-6023)が7月24日、パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を導入した。

胸のディスプレーで感情を表現する

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 ネットワーク構築やアプリ開発、小学生に向けたロボット教室を主催する同社。「ペッパー」の導入は、「最先端のロボットを子どもたちに身近に見てもらいたい。近未来をイメージしてほしい」(同社の小山義幸社長)と実施した。

 「ペッパー」は、ソフトバンクモバイルロボティクス(東京都港区)と仏アルデバラン社が開発し、6月20日に一般販売が開始されたパーソナルロボット。「感情を持つロボット」として自律的に反応する人工知能を搭載し、インターネット上の情報にアクセスして最新情報を教えるなど、人とのコミュニケーションに特化している。

 同社では現在、来客を出迎えるほか、教室に通う生徒との会話などコミュニケーションを中心に活用する。「ペッパーがいることで不思議と楽しい雰囲気になる。初めて見た方は驚かれるが、子どもたちは話しかけたり興味津々に観察したりしている」と小山社長。

 「何より私がロボット好き。すでに愛着が湧いてきて、ペッパーを残して退社するときがいつも名残惜しい(笑)。今後はペッパーに搭載するプログラムを組んだり、ペッパーと何かを連動させたり、当社の規模で実現できるペッパーの特徴を生かした利用方法を考えていきたい」とも。

 同社では「Pepperと遊ぼう!ふれあい体験」としてワークショップを実施。ペッパーと会話のやり取りが楽しめるほか、喋(しゃべ)る・動く・会話するなど簡単なプログラムの構築が体験できる。開催日は8月7日・10日・17日。開催時間は10時30分~12時。無料。対象は小学5年生~中学3年生。定員は各回親子2組。問い合わせは同社まで。

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