除夜の鐘とともに搾る日本酒「年越し搾り」-徳地の造り酒屋が限定販売

杜氏も務める新谷義直社長(写真左)と、酒造りをサポートする女将・新谷文子さん(写真右)

杜氏も務める新谷義直社長(写真左)と、酒造りをサポートする女将・新谷文子さん(写真右)

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 山口・徳地の造り酒屋「新谷酒造」(山口市徳地堀、TEL 0835-52-0016)は、除夜の鐘とともに搾る日本酒「年越し搾り わかむすめ」の予約を受け付けている。

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 同商品は、3日間かかる搾りの工程を年越しにかけて行うもので、12月30日に搾り始めて1月1日に搾り終える。「元旦に搾る酒はよく見るが、年を越すように搾る酒は珍しい」(同社)という。

 瓶のラベルにプリントされたQRコードを携帯電話で読み取ると、大みそかに搾っている様子を電波時計と一緒に撮影した「証拠写真」を閲覧できる仕掛けも用意した。

 「和可娘(わかむすめ)」は同社の代表銘柄。同商品は、搾り出して最初に出てくる出来たての酒を何も手を加えずにそのまま瓶詰めした「無ろ過生原酒」。布袋の目から出る「おり」が混ざり、少し白濁した酒となっている。

 価格は、720ミリリットル=945円、1.8リットル=1,995円。限定500リットルを製造・販売する。電話、ファクス、メール、店頭で注文を受け付けている。発売開始は1月3日。

 同社の新谷義直社長は「酸味が強くて少し甘味のあるバランスの良い味を狙っている。キレが良く、口に含んだときにふくらむような味わいになれば」と期待を寄せる。

 営業時間は7時~19時。日曜定休。年末の店頭営業は31日まで。(©マルニ)

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