木戸山におむすび主体の和食レストラン-天然の地下水を使用

山に囲まれ、谷からの風がよく通るという和食処「和三道」

山に囲まれ、谷からの風がよく通るという和食処「和三道」

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 山口・木戸山トンネルそばに7月29日、おむすび主体の和食レストラン「和三道(わさんどん)」(山口市宮野上杖坂西、TEL 083-923-5900)がオープンした。

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 同店は、津和野、萩、山口に向かう3つの道が交差する木戸山にある。敷地面積は、店舗、駐車場、山を合わせて1,000坪。そのうち店舗面積は100坪で、席数は52席。「ドライブ途中の立ち寄りどころ」をテーマに店づくりを行った。

 「塩むすび」「白と黒胡麻まぶし」「瀬戸内海苔」など、9種類のおむすびを中心に定食、うどん、丼物を提供する。メニューは、「和三道定食」(800円)、「赤鶏唐揚定食」(1,100円)、「木戸山山賊定食」(1,480円)など。定食の場合、ご飯は9種類のおむすびの中から2個選び、さらに卵焼き、煮物、サラダなど6種類の中から小鉢3皿選び、自由に組み合わせるスタイル。想定客単価は800円~1,480円。

 同店で使用する水は天然の地下水を利用しており、硬度16という極端な軟水。食材にしみこみやすく、旨味が外に出やすい軟水は和食に適しているため、「良質な水を戦略の中心に考えていく」(同店)という。

 同店は、昨年11月まで「木戸山ドライブイン」というレストランがあった場所。以前の経営者夫婦が高齢を理由に店を閉めたため、同店の宮崎忍支配人が今年3月に「サンユニット」を設立し、運営に乗り出した。

 宮崎忍支配人は「ロケーションがいいだけなら、やっていない。いい水が出ることが分かり、利用できると思い出店を決めた。今後の展開として、近隣の農家のトマトや野菜を水に冷やして直売りしたり、そうめん流しをしたり、谷が見えるロケーションを前に外でも食事ができるようにしたりと、ちょっとした仕掛けを1年計画で整備していく予定」と話している。

 営業時間は11時~15時(いずれ7時~19時)。第1水曜定休(8月~9月は毎週水曜)。
(©マルニ)

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