見る・遊ぶ 買う

宇部・新天町の画廊で「琉球藍染工房展」-鮮やかな藍300点

「琉球藍染めの魅力を伝えたい」と平敷慶彦さんと久美さん

「琉球藍染めの魅力を伝えたい」と平敷慶彦さんと久美さん

  • 0

  •  

 宇部・新天町の画廊「GALAXY(ギャラクシー)ふくなが」(宇部市新天町1、TEL 0836-31-0085)で3月20日、琉球藍染め作家の作品展「海のシルクロードをわたって 琉球藍染工房展」が始まった。

鮮やかなブルーが目を引く琉球藍染め

[広告]

 同展は、岩手・奥州に工房を構える平敷慶彦さん、妻・久美さんと、滋賀・高島に工房を構える平敷さんの弟・慶邦さんと妻・亜由美さんによる琉球藍染め作家ユニット「琉球藍染工房」による作品展。平敷さんの母で琉球藍染め作家だった故・仲本由貴子さんが、同画廊で6年ほど前まで作品展を開いていたことから、平敷さん兄弟と妻が縁を受け継いで行い、今回は1年ぶり5回目の展示となる。

 コンセプトは「今の生活にやさしく溶け込むアイテム」。透明感のある鮮やかな藍で、4人がそれぞれの作風で作り上げる。綿や麻、シルクや和紙の繊維で作られた衣類を中心に、これからの季節に向けたTシャツやブラウス、ストール、バッグやタペストリーなど、一点物の作品約300点を展示販売する。価格帯は3,000円~1万円。

 「琉球藍の魅力は、鮮やかな発色で濃淡や柄によって幅広い表現ができるところ」と平敷慶邦さん。亜由美さんは「藍というと重厚なイメージがあるかもしれないが、いろいろな表情を見せる藍の色合いに私自身も魅了された。作品は自分が着たい、使いたいと思うものがほとんど」とほほ笑む。

 「エレガントなものからカジュアルに使えるものまで用意した。性別や年齢を問わずに身に着けてもらえると思うので、お越しいただければ。藍の魅力を伝えたい」と平敷さん。

 開廊時間は10時~19時。25日は定休。22日までは平敷さんが在廊する。今月29日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース