山口・阿知須のフレンチレストラン「Le Marcassin（ル・マルカッサン）」（山口市阿知須、TEL 083-639-5575）で4月11日、「満月BAR」が開かれる。

　今年1月から満月の日に合わせて実施している同イベント。通常は予約制のコース料理のところを満月の夜のみ一品料理で営業。「レストランで楽しむ宅飲み」をコンセプトに、来店客同士の触れ合いを目的にする。

　店主の五十嵐攻さんは「気軽に立ち寄れる機会を設けたいと考える中で、全国的に広まりつつある『満月バー』を知人に提案され、面白いと思って始めることにした」と話す。

　メニューは、ピンチョスやアヒージョ、カルパッチョ、自家製ハムなど5～6種類のほか、要望に応えて提供。仕入れによってはジビエ料理も用意する。アルコールやソフトドリンクもそろえる。

　これまでに毎回20人前後が来店。30～40代を中心に世代は幅広く、岩国や下関などからも。来店客は一つのテーブルを囲み、思い思いに満月の夜を楽しんでいるという。

　「当初は自分自身も話の輪に入り、交流を楽しみたいと思っていたが想定以上の来客数で実現していない（笑）。初対面同士でも話が弾み、語り合っている様子。ここでいろいろな縁がつながることがうれしい」と五十嵐さん。

　「今回は店の外にある桜が開花し、満月と夜桜を同時に眺められるのでは。1杯とおつまみでも構わないので、普段とは違う夜を楽しんでほしい」とも。

　開催時間は18時～22時。