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山陽小野田のレストラン「ラ・ティエラ」 自然体な店づくり大切に10周年

「ラ・ティエラ」オーナーシェフの高橋崇さんと妻の友理さん

「ラ・ティエラ」オーナーシェフの高橋崇さんと妻の友理さん

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 山陽小野田のレストラン「La Tierra(ラ・ティエラ)」(山陽小野田市赤崎3、TEL 0836-39-1588)が今年11月、オープンから10周年を迎えた。

家庭的で落ち着ける空間にこだわった店内

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 同店は2008年11月に、オーナーシェフの高橋崇さんが開いた。自家栽培のほか、地元農家から仕入れた有機野菜や、肉、魚を使った地中海風の料理を提供する。妻の友理さんとともに、季節感を取り入れた料理の考案や温かみある店づくりを心がけ10年、今では幅広い層に受け入れられ、常連客も獲得し、地域のレストランとして定着した。

 「あるものを生かす」自然体な店づくりが、開店当初からの目標。10年の間の地域社会の変化に合わせながら柔軟に、「理想のおもてなし」を追求してきた。現在はコース料理を中心に、「とれたて有機野菜のバーニャ・カウダ」(900円)や「生ハムと旬野菜のピッツァ」(1,300円)など、シェフ自らが「良い」と感じた野菜の形や風味を生かしたメニューの考案にこだわる。

 2015年には、仕入れ先の農家を集めて「有機野菜マルシェ」を開催するなど、地域の人のつながりの場や、「良いもの」を食べる機会の提供にも一役買ってきた高橋さん。「こだわったものを食べるという意識づけや文化が地域に定着してほしい」という思いがある。

 「やればやるほど、まだまだ経験が足りないと痛感する」と高橋さん。大学進学を機に愛媛県から山口県に移り住み、卒業後5年間の修業を経て料理人として独立した。「メリハリを大事にしながら、あくまで自然体で、お客さんのニーズに合わせた店づくりを10年積み重ねてきた。温かく見守っていただけているからこそ、新たな挑戦もできる、良い関係が築けてきた」と10年間を振り返る。

 「SNSが発達するなど、10年で時代は大きく変わった」と高橋さん。今では来店者の多くが、ネットでの情報をもとに訪れる。「お客さんの声も入ってきやすくなり、それが原動力にもなっている」とも。「より満足してもらえるように、環境やニーズに合わせて、変えていくべきところは変えていきたい。それでも『自然体で』という信念は変わらずに、これからも経験を積み上げていきたい」と今後の抱負を語った。

 営業時間は11時30分~14時、18時~21時。火曜定休。

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