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宇部にダイナーズパブ「ジニー ジニー ジニー」 60年代のアメリカを演出

永見愛芽瑠社長(右)と藤本泰嘉さん

永見愛芽瑠社長(右)と藤本泰嘉さん

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 ダイナーズパブ「Jeannie, Jeannie, Jeannie.(ジニー ジニー ジニー)」(宇部市中央町2)が5月31日、宇部にオープンした。

同店の「ザ・バーガー」

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 同店のコンセプトは「60's」。アメリカの飲食店で多く見られる様式「アメリカンダイナー」の店内に、カウンター席=5席、テーブル席=8席、立ち飲み席=12席を設ける。フードやドリンクなどの会計は「キャッシュオン形式」で、毎週金曜・土曜・日曜のみ営業する。

 運営は、建設業・船舶販売を手がける「アルファライトラクション」(中央町2)。永見愛芽瑠(あめる)社長と、店長を務める現役大学生の藤本泰嘉さんは、山陽小野田出身で同じ小学校に通っていた幼なじみ。

 永見社長は「1960年代のロック音楽が大好き。音楽好きが集まり、年代を問わず盛り上がって楽しめる場所を作れたらと出店した。飲食業経験があり、将来は開業を目指している彼に声をかけた。夢を持っている彼だからこそ、面白い発想が生まれると思った」と話す。

 藤本さんは、これまでカフェや焼肉店などのアルバイトで経験を積んだ。「いつかは自分のカフェを開きたいという夢がある。店作りをイチから経験ができる貴重な機会でもあったが、何より頑張っている友だちが自分に声をかけてくれたことがうれしかった」と話す。

 提供するのは「アメリカンダイナーから連想できる」メニューで、「ザ・バーガー」(1,000円)、「サイコロステーキ」(1,200円)、「アメリカンドッグ」(1本400円)、「アヒージョ」(900円)、「ビーフジャーキー」(600円)、「ミックスナッツ」(400円)などのフードのほか、「ストロベリーサンデー」「チョコレートサンデー」(以上800円)などのスイーツをそろえる。

 藤本さんは「小腹が空いた夜中に、誰でも気軽にフラッと入れる店にしたい。夜も明かりを灯し、偶然この店を見つけて入ってみたら、店内が映画のワンシーンのような雰囲気で居心地が良く、夜中にハンバーガーなどの罪深いメニューがある。遅い時間でもダイナーらしく、しっかり食べられる店を目指している」と話す。

 ドリンクは、「ブルームーン」「ビッグウェーブ」(以上600円)などのクラフトビール、ショットやカクテル(500円~)のほか、「カシスオレンジ」(600円)や6種類から選べる「クリームソーダ」(800円)などのノンアルコール、ソフトドリンク(500円)も用意する。

 店内は、1940年~60年代にアメリカで生まれた「ミッドセンチュリーモダン」のインテリアをそろえるほか、楽器や機材を設置して誰でも演奏出来るようにステージを常設する。「楽器は私物で、自分が挫折した数ほどある(笑)。今後は定期的にライブも行いたい。時には即興で弾き語りなど、温かみのある空間になれば」と永見社長。

 「モニターでのスポーツ観戦なども行いたい。にぎやかな雰囲気で、世代の垣根なくお客さん同士が自然に交流し合う店になれば。古き良き時代を詰め込み、懐かしき雰囲気をみんなで一緒に作り上げていけたら」とも。

 営業時間は、18時~翌6時。

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