特集/コラム
地元の食材を重視する体制にシフト
食に対する安心感を与える外食チェーン店に
「みほり峠」をはじめとした外食チェーン店を山口県、広島県に20店舗展開する「株式会社MIHORI」。最近では新業態「奈のは」を出店し、評判を呼んでいる。同社の藤井 公社長に、今後の展開について話を伺った。
■地元食材をコンセプトに 新業態を出店
―― ロックシティ防府内に新業態「奈のは」を出店されましたが、どのような店舗なのですか?
野菜を中心に約60種類のメニューをそろえ、好きなメニューを好きなだけ取れるビュッフェレストラン(バイキング)です。地元の食材にこだわり、使用しているのはほとんどが県内産の野菜です。
■地元野菜に重心を置き 食への安心感を提供
―― なぜ地元野菜にこだわった店舗を出店されたのですか。
中国産の冷凍餃子問題以降、消費者の食材への意識は敏感になっています。その背景を重要視して、地元食材の使用に力を入れていこうと考えたのです。「奈のは」だけでなく、これから会社全体として地元食材を使うように移行していく予定です。
―― 具体的にはどのような展開をしていくのですか。
まず、地元の農家に専用の野菜を作ってもらいます。どの料理に使う野菜か伝え、それに合った野菜を作っていただき、直接仕入れます。店内でもお客様に安心感を与えるため、誰が生産した野菜を使っているか明記していこうと考えています。その準備のために、今まさに県内のいろいろな農家を視察にまわっているところなんですよ。
―― 食の安全への取り組みは、以前から行っていたのですか。
もともと「みほり峠」では、安心・安全を心掛けた料理を提供しています。うどんを例に挙げると、麺は北海道産小麦、ダシは天然のもの、醤油も有機のものを使用しています。家庭ではうどんを食べないというお子様が、みほり峠のうどんは食べるという声をアンケートなどでよく聞きます。子どもの方が大人よりも敏感なので、先天的に違いを見分けることができるのでしょうね。
■本物の味を知ることが 新しい食文化を生む
―― 藤井社長の「食」へのこだわりを教えてください。
地方に行ったらその土地のものを食べるようにしています。海外であれば、その国で一番ポピュラーなものを食べる。地元の人たちが食べているものが一番おいしいのです。外食産業に携わる身として、本場の味を覚えることを大切にし、本物を知るということが、新しい食文化を生むきっかけにつながると考えています。
株式会社MIHORI
本社/山口市大内御堀1496-1 設立/1983年(昭和58年)3月 資本金/6,000万円 代表者/代表取締役社長 藤井 公(あきら) 従業員数/800名 年商/26.3億円(平成18年2月期)
MIHORIグループ
●みほり峠4店 ●和み家2店 ●こだわりとんかつ一丁2店 ●とんかつ一筋 六白家 ●焼肉屋 カルビ王国3店 ●和牛焼肉 牛福 ●焼肉家 えんず2店 ●旨いもの台所 どうぞどうぞ ●心和食 まほら ●炭火ステーキ 炉舎 ●旬菜厨房 奈のは ●珈琲舎 カフェ珈紋
株式会社MIHORI MIHORIグループが新業態−小郡に個室の和食レストラン(山口経済新聞) 「ロックシティ防府」グランドオープン−防府市長らがテープカット(山口経済新聞)
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