特集/コラム
名物女将が舞台で繰り広げる「女将劇場」
ユーモアあふれる多彩な芸でリピーターを獲得
山口市湯田温泉にあり、90室の客室と10の温泉を持つホテル「西の雅 常盤」。同ホテルの宮川高美女将に、名物「女将劇場」を軸にした同ホテルの取り組みについて話を伺った。
■湯田温泉屈指の
充実した施設のホテル
―― 湯田温泉には、旅館やホテルが多く立ち並びますが、その中で「常盤」の特徴は何ですか。
当ホテルは、客室90室を備えており、2つの大宴会場、16の中・小宴会場、2つのコンベンションホールに加え、併設の「湯のまち倶楽部」を合わせると10の温泉を持っています。いろいろな施設がありますが、最大の特徴と言えるのが、「女将劇場」ですね。
■ユーモアと笑いがたっぷり
「女将劇場」でおもてなし
―― 「女将劇場」とは、どのようなものなのですか。
私が自ら舞台に立ち、太鼓、水芸、マジックなどを披露する1時間のショーで、毎日上演しており、当ホテルのお客様以外でもご覧になることができます。ユーモアと笑いがいっぱいで、自分も楽しみながらやっています。現在、60芸くらい持っていますが、まだまだアイデアは尽きません。次々と新しい芸にチャレンジしていますよ。
―― なぜ「女将劇場」を始めたのですか。
最初は、琴や太鼓、踊りなど、郷土芸能を団体のお客様に見ていただこうと45年前に舞台をスタートしたのですが、補足的にロビーで始めた「女将劇場」の方が観客が増えたため、10年前から大々的に「女将劇場」として上演するようになりました。世の中は暗いことが多いので、笑いを中心にしたバラエティあふれる劇場でお客様に楽しんでいただこうと思って始めました。お客様が宿泊した後で、他の人に話したくなるような旅館を目指していますので、「女将劇場」は、その一環ですね。
―― 今後はどのような「女将劇場」にしたいですか。
今では娘と孫も練習に加わっており、これからは宮川ファミリーのマジックショーや水芸を加えるつもりです。いずれは動物を使った芸もやってみたいですね。私は90歳まで「女将劇場」を続けるつもりで、ギネスを目指します。(笑)
■料理も趣向を凝らして
宿泊客を楽しませる
―― 料理については、何か取り組まれていることはありますか。
10月から料理の趣向を変えて、「迫力のある料理」を提供するようにしています。ふぐ刺しでも、上品な盛りつけではなく、箸でたくさん食べるようなものを提供するなど、一つひとつの料理に力を入れています。また、料理にも何か演出を取り入れて、どこにいても「女将劇場」のようなホテルになればと考えています。
■バランス良い食事と
汗をかくことで健康を保つ
―― 宮川女将の「食」へのこだわりを教えてください。
仕事柄、ゆっくりと食事をすることが難しく、簡単に済ませてしまったり、食事の時間がとれないこともあります。けれど、変則な時間でもバランス良く食べて、劇場で毎日汗をしっかりかいているせいか、不思議とこれまで病気をしないでやってこれました。ストレスをためない、ポジティブ思考も良いのかもしれませんね。
(クイッキング山口版2008年11月号に掲載)
西の雅 常盤
■称号/株式会社常盤旅館 ■所在地/山口県山口市湯田温泉4丁目6-4 ■創業/昭和11年 ■資本金/1,000万円 ■客室/90室(収容450人) ■関連施設/温浴ゾーン 湯のまち倶楽部(山口市湯田温泉)、湯遊の郷 天宿(美祢市美東町湯の口温泉)
西の雅 常盤湯田温泉の旅館に10の風呂を備えた施設-古き良き温泉を再現(山口経済新聞)ぐいのみで温泉を-山口・湯田温泉、知名度向上目指し「飲泉場」新設(山口経済新聞)飲んで良し、浸かって良しの健康湯-温泉の恵みを「気」と一緒に(山口経済新聞)
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