ランチや喫茶、居酒屋として営業する多国籍料理店「ほろよいきりく」と、土産店「あきないきりく」(山口市小郡下郷、TEL 083-902-8789)の2店舗が5月18日、JR新山口駅ほど近くの場所に同時オープンした。
両店は、湯田温泉の「café&pub-kirikou(キリク)」(熊野町4)の姉妹店。宇部出身の店主・杉山美穂子さんは「人間の温かさと面白みを感じる機会を増やし、生きる喜びや新たな発見と世界の広がりを楽しみ、心震える瞬間と文化を創造する場を作りたい」と話す。
「お客さまやスタッフ、地域の人たちが日々たくさん笑い合えるようなきっかけや、私たちが大切にしたいことを種まきしながら、心のある商いをしていきたい。ただおいしいだけでなく身体も心も元気になるような『おいしい感動』を届けたい」とも。
「あきないきりく」は、店内の壁一面をブルーに彩り、ベトナムから仕入れたタイルやランタンを装飾する。テーブル席=8席、カウンター席=9席を備え、「地中海のバルに居るような開放感のある空間」に仕上げた。
メニューは、「秋川牧園」(仁保)の鶏ガラなど、農場で生産された食材や国産食材を主に使い、鶏ガラスープと国産米生麺のフォーを使ったベトナム料理「チキンフォー」(1,400円)、20種類以上のハーブとスパイスを調合した「スパイスカレー」(1,580円)、「ファミーユ」(小郡)のパンを使った「バインミー」(1,180円~)、店舗限定の日替わりメニュー、ランチタイム限定のセットメニューなどを提供。「プリン」(550円)などの手作りデザートも用意する。
旧たばこ店を改装した「ほろよいきりく」の店内には、杉山さんがセレクトした県内のアイテムや土産品を並べ、購入した酒などをそのまま楽しめるように「角打ちスペース」も備える。
商品は、「CAPIME coffee(カピンコーヒー)」(山口市)のコーヒー豆、「百姓庵」(長門市)の塩、ハーブティー「yasumitea(ヤスミティー)」、東京都港区と下松市に醸造拠点を持つ「FETISH CLUB(フェティッシュクラブ)」のクラフトビール、萩焼の陶器、雑貨、アジア食品など。
今後に向けて、杉山さんは「フォーやカレーなどのEC販売も視野に入れている。山口県で生産しているすてきなものを発信していきたい。初めてでも自然に会話が生まれる距離感で、一杯を楽しむ時間を共有してほしい。昼も夜も開いているので、待ち合わせや仕事終わりなどに寄ってもらえれば」と話す。
営業時間は11時~24時。