宇部の結婚式場・レストラン「風のみえる丘フェリース」（宇部市あすとぴあ2、TEL 0836-53-5122）が現在、チャペルを利用したレストラン営業を行っている。

パエリアも教会内で食べる

　通常結婚式を行うチャペルをレストランとして利用する初の試み。「オープンチャペルレストラン＆ビアホール」として5月26日からの1カ月間、毎週木曜・金曜・土曜の夜に限定で営業する。

　100年前に作られたイギリス製のステンドグラスや祭壇などを設ける同チャペル。木製の長椅子を向かい合わせに配置し、8テーブル48席を用意。各卓にはキャンドルを置いてムーディーに演出する。「まるで映画『ハリーポッター』に出てくる大広間での食事シーンのような雰囲気」と同館の新門貴久さん。BGMには同映画のサウンドトラックを流す。

　パエリアやカルパッチョ、パスタや肉料理、トルティーヤなど9品をフリードリンク付きで提供する。5,500円と7,500円のコースを用意（3日前までの予約で各500円引き）。4人以上の利用で受け付ける。

　「食と雰囲気の両側面から、非日常的な癒やしの空間と異国情緒漂う雰囲気を楽しんでもらいたいと企画した。話し声や食器を使う音も、全てが絶妙に雰囲気とマッチする」と新門さん。「お客さまには好評。夏の宴会シーズンに先駆けて、当館でしかないことを体感していただけたら」とも。

　営業時間は17時～21時30分。