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設置型授乳室「mamaro」、宇部・琴芝に設置から1年 周知に課題も

宇部市多世代ふれあいセンターに設置されている「mamaro」

宇部市多世代ふれあいセンターに設置されている「mamaro」

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 宇部市多世代ふれあいセンター(琴芝町2)に設置型授乳室「mamaro(ママロ)」が設置されて1年がたった。

設置型授乳室「mamaro」の室内

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 授乳やおむつ交換などで利用できる完全個室の授乳室。室内にはデジタルサイネージが搭載されており、施設案内などのオリジナルコンテンツや広告を配信できる。

 設置場所は1階の受付窓口前。同施設は「赤ちゃんの駅」に登録されているが、授乳室が2階の「こどもすくすくプラザ(プレイルーム)」しかなく、プレイルーム利用時間外などにも授乳室を利用したいという声が多数あったことから、2018(平成30)年に山口県内で初めて設置された。

 これまでの月平均利用者数は11.4人。1歳の子を持つ20代女性の利用者は「きれいで清潔感があるので安心して利用できる。買い物帰りにおむつ替えや授乳に立ち寄ることが多い」と話す。

 宇部市こども・若者応援課の担当者は「mamaroがあるという情報がまだあまり周知されておらず、施設内に入らないと気付かれないのが現状。便利なので立ち寄って利用してもらえたら」と話す。

 利用時間は9時~22時。宇部市多世代ふれあいセンターは毎月第3水曜、12月29日~来年1月3日休館。

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