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山口・小郡に「ミホリフードパーク」 家族で楽しめる複合店出店

山口・小郡の「MIHORI FOOD PARK」の外観

山口・小郡の「MIHORI FOOD PARK」の外観

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 複合店「MIHORI FOOD PARK(みほりフードパーク)」(山口市小郡若草町)が9月20日、山口・小郡にオープンした。

「焼肉家 えんず」の店内

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 県内を中心に飲食店を展開する「MIHORIグループ」が出店。店内には、「三代目とんかつ専門店 いちただ」(TEL 083-976-6123)、「食パン洋菓子 みほり無花果(いちじく)」(TEL 083-976-6112)、「焼肉家 えんず」(TEL 083-976-6129)の3店舗が入る。

 藤井一正社長は「新山口エリアには家族で食事をする場所が少なく、出店構想は以前からあったが、物件が空くと分かった2年ほど前に出店を決めた。新型コロナで大変な時期ではあるが、『何もしない』という選択肢はなく、ピンチはチャンスと捉えている。家族で楽しめる場所になれば」と話す。

 「いちただ」は、国産のやまと豚を使った商品が看板メニュー。「やまと豚ロースかつ定食」(120グラム=1,518円、150グラム=1,815円、200グラム=2,200円)、「海老(えび)とやまと豚ロースかつ定食」(2,035円)、「海老かつ定食」(1,738円)などを提供する。

 「みほり無花果」は、当初はパン店の予定だったが、2021年に事業承継した広島の洋菓子店「無花果」の商品とともに食パンを提供する新業態店の運営を試みる。「生食パン」(1.5斤=750円)や「山型食パン」(1.5斤=670円)、「カーターショコラ」(410円)や「カップケーキ」(280円)などのパンや生菓子、焼き菓子を提供する。

 「えんず」は、商品を運ぶレーンを導入し、家族で楽しめるエンターテインメント要素を取り入れたという。メニューは「和牛えんずカルビ」「花咲カルビ」「壺(つぼ)中落ちカルビ」(以上968円)、「熟成ぶち厚タン」(2,838円)、「熟成大判ハラミ」(1,353円)などを提供する。

 藤井社長は「県内で外食企業として47年続けてきたリーディングカンパニーを自負している。地域の人に新しいことや楽しいことを提供したい。今後も店舗数を増やすことがゴールにせず、100年、200年と存続できる店を目指して、お客さんから必要とされる会社であり続けたい」と話す。

 営業時間は、「いちただ」=11時~15時、17時~21時30分、「みほり無花果」=10時~18時、「えんず」=11時30分~15時、17時~22時30分。「えんず」は11月末まで火曜定休。

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