マックスバリュに「レジ袋5円」カード設置-山口県内レジ袋有料化で

レジ横に設置された「レジ袋5円」カード(写真=マックスバリュ吉敷店」

レジ横に設置された「レジ袋5円」カード(写真=マックスバリュ吉敷店」

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 マックスバリュ西日本(兵庫県姫路市)は4月1日、山口県でのレジ袋無料配布中止の取り組みがスタートしたことに伴い、県内の「マックスバリュ」「ザ・ビッグ」32店舗でレジ横に「レジ袋5円」カードを設置した。

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 マイバッグを忘れた人や持ち合わせてない人がレジ担当者に口頭で伝えるのではなく、カードをカゴに入れることで1枚5円のレジ袋を購入できるというもの。これまでは逆に、レジ袋が不要だと意思表示する「ノー・レジ袋」カードを設置していたが、同日より一斉に切り替えた。

 「レジ袋が必要」と知らせるカードの設置をスタートさせたスーパーマーケットは少なく、ほとんどの店では購入時に口頭で伝える場合が多い。

 同社広報担当者によると「当社のレジ袋の無料配布中止は、兵庫県や広島県の市町レベルでは開始している店舗もあり、このカードも置いているが、全県レベルの大規模な取り組みは山口県が初めて」と話す。

 山口県では4月1日から、レジ袋辞退率80%以上を目標にしたレジ袋無料配布中止などの容器包装廃棄物削減の取り組みが県下全域でスタートした。参加小売事業者は68事業者、404店舗。全県レベルでの取り組みは全国で6番目。(©マルニ)

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