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宇部・中央町に居酒屋「一代目 豊」 市内つけ麺店が新業態、「山口」コンセプトに

ANAクラウンプラザホテル向かいの「一代目 豊」

ANAクラウンプラザホテル向かいの「一代目 豊」

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 宇部・中央町に4月21日、居酒屋「一代目豊」(宇部中央町1、TEL 0836-39-6621)がオープンした。

1階には利用シーンに応じた席を用意

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 宇部を中心につけ麺専門店を展開する「ユタカ」(中村3)が新業態として出店した同店。場所は、ANAクラウンプラザホテル宇部向かいの元カレー店「ガネーシュ」跡。「山口」をコンセプトに展開する。

 大幅に改装した60坪の店内は、1階にカウンターと半個室、テーブル席32席を設け、2階には個室で36席を用意。明るい木目を基調にし、ちょうちんをディスプレーしてにぎわいを演出する。大型ホテル前であることからも県外の利用客も見込む。

 同社の野上裕太社長は「地元の方には地魚や地酒が楽しんでいただける居酒屋、県外の方には『山口が楽しめる店』としてアプローチしていきたい」と話す。

 提供するのは、日本海や瀬戸内産の魚を盛り込んだ「刺し身盛り合わせ」(980円~)や「ふぐの唐揚げ」(520円)、「クジラの竜田揚げ」(580円)などのほか、秋吉台高原牛の「イチボ極ステーキ」(1,600円)、「握り寿司」(620円)、「たまごコロッケ」(580円)など約60種類を用意する。

 そのほか、「つけ麺二代目YUTAKA」で提供するスープをベースにした「元祖一代目らーめん」(520円)や麺を瓦に盛り付けた「瓦つけ麺」(1,880円)もそろえる。客単価は4,000円前後を見込む。

 「全くの新事業だが、『宇部にないテイストの店』と『宇部で必要とされる店』を考え、それぞれの利用シーンに合った使い方ができる店を目指した。空間の居心地や面白さ、楽しさも発信していきたい。初心を忘れず、3年前につけ麺店を開いたときのように、格好はつけず、需要は外さずやっていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時30分~翌3時。日曜定休。

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