レノファ山口、J1川崎フロンターレと対戦へ-天皇杯2回戦

J1川崎フロンターレと対戦するレノファ山口 /写真提供:レノファ山口

J1川崎フロンターレと対戦するレノファ山口 /写真提供:レノファ山口

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 Jリーグ入りを目指すサッカークラブ「レノファ山口FC」が10月11日、第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦でJリーグの川崎フロンターレと対戦する。

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 レノファ山口FCは、山口県内の教員たちが発足させた「山口県サッカー教員団」を前身とするクラブで、Jリーグへの参入を目指して2006年に創設された。今年度は中国リーグ(地域リーグ中国ブロック)に所属し、今日現在、上位カテゴリーへの自動昇格権を争う「全国地域リーグ決勝大会」に出場が可能な2位につけている。

 チーム名の「レノファ」は、「レノベーション(renovation=維新)」の頭文字「レノ」と「ファイト(fight=戦う)」や「ファイン(fine=元気)」の「ファ」を組み合わせて作られた造語。

 天皇杯は、プロチームとアマチュアチームが戦える唯一の大会で、山口県代表として出場している同クラブは、9月19日に行われた1回戦で岡山県代表の三菱自動車水島FC(JFL所属)に1対0で競り勝ち、今回の対戦が実現した。

 対する川崎フロンターレは、Jリーグ1部で優勝争いをしている強豪クラブ。圧倒的な力の差はあるが、天皇杯ではJリーグのクラブが地域代表に敗れる「番狂わせ」が過去に何度も起こっている。

 FWの福原康太選手(26番)は「この試合を楽しめと言う人もいるが、僕たちは勝つことにこだわりたい」と話し、Jリーグのトップクラブを倒すことに意欲をみせている。「0対0でのPK勝ちでもいい。みっともない姿をさらしてでも勝ちたい」とも。

 試合会場は等々力競技場(神奈川県川崎市)。13時キックオフ。

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