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宇部・車地の「焼肉レストラン厚東川」が店内刷新 「堅実さ」愛され47年

「父の代から積み上げたものを大切にしたい」と店主の小林大五郎さん

「父の代から積み上げたものを大切にしたい」と店主の小林大五郎さん

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 宇部・車地の「焼肉レストラン厚東川」(TEL 0836-62-0182)が12月1日、店内を改装しリニューアルオープンした。

座敷をテーブル席にリニューアル

 国道2号線沿い、車地交差点近くにある同店。店舗の老朽化に伴い、床を張り替えたほか、高齢の常連客からの要望もあり、これまでは座敷席がメインだった店内を1カ月かけて刷新し、全席をテーブル席にした。

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 店内には6人掛けのテーブルを11台用意。座敷の家庭的な雰囲気から、黒を基調にしたテーブルと椅子で落ち着いた雰囲気に一新し、若い世代の来店増加も狙う。

 地元出身の店主・小林大五郎さんが家族で経営し、父親の代から47年続く同店の主力は国産黒毛和牛のカルビやロース。家族で農業にも取り組み、店で提供するライスは全て自家製米。オリジナルのタレも47年変えず、キムチなど漬物類も全て自家製という徹底ぶり。

 一番人気はカルビやタンなどがまとめて味わえる「まんぞくセット」(2~3人前=5,500円)。「飲食店のオーナーなど『食のプロ』の方々にも常連で通っていただいている。『本物志向』で『がっつり』楽しめるよう心掛けている」と小林さん。

 現在44歳の小林さんが生まれる前からあった同店は、近隣住民を中心に多くのリピーターを獲得し、「今では常連さんがお子さんや孫を連れてくることが増え」(小林さん)、幅広い世代の支持を集める。防府市など市外からも、口コミをもとに来店する人が増えたという。

 小林さんが店を継いだ2000年代初頭には、「狂牛病(BSE)問題」など、厳しい状況にさらされたこともあったという。「なかなか人が来づらい郊外ということもあり、『もうやめようか』と考えたこともあったが、昔からのお客さまや遠くから来てくださる方の期待を裏切らないようにという一心で、ここまでやってくることができた」と小林さん。

 「リニューアル後も、『きれいになったね』と喜んで来てくださる常連さんの声に励まされている。郊外でも『わざわざ来てもらえる』店にしたい。父の代から地道に、堅実に積み上げてきたものを大切に、自分のセンスを信じて、自分なりに受け継いでいきたい」とも。

 営業時間は17時~21時。月曜定休。

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