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山口のそば店「ヤオキ」が移転 住宅会社とコラボ、自然を生かした店舗に

住宅会社のノウハウを生かして設計した店舗

住宅会社のノウハウを生かして設計した店舗

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 そば店「YAOKI(ヤオキ)」(山口市朝田、TEL 090-4570-4085)が7月27日、山口バイパス沿いに移転オープンした。

人気の「もり蕎麦」と「季節の野菜天」

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 これまで山口市中央で営業してきたが、建物の解体に伴い5月に閉店。移転場所は、注文住宅を手掛ける「トピア」の敷地内。店舗面積は約14坪。席数は、テーブル席8席、カウンター席6席、待合スペースとしてテラス4席を設ける。

 店主の森竹誠さんが、20年来の友人で釣り仲間でもあるトピアの曽田廣士社長に「そばを打つ場所だけ作ってほしい」と冗談で話したことをきっかけに、以前から土地の有効活用を考えていた同社とコラボレーションが実現し出店が決まったという。

 新店舗は、太陽光や風などの自然エネルギーを活用する「パッシブデザイン」を採用するなど、家づくりのノウハウを生かした店舗となっている。

 曽田廣士社長は「この場所に人が集まるような店舗を建てたいと考えていたのでタイミングが良かった。心地よく過ごせる仕掛けをふんだんに取り入れている。『YAOKI』をきっかけに住宅にも興味を持ってもらえれば」と話す。

 提供するメニューは、十割そばの「もり蕎麦(そば)」「かけ蕎麦」(以上、900円)、「蕎麦カルパッチョ」(950円)、「エビと季節の野菜天」(900円)、ディナータイムには「おまかせ蕎麦懐石コース」(3,600円~)も用意する。コースは2人以上、2日前までの要予約。

 ドリンクは、瓶ビール(600円)、日本酒(500円~)、ソフトドリンク(300円)を提供する。

 森竹さんは「そばは、そば粉と水のみを使って混ぜ物を一切しない、水も市内の湧き水を使うなど素材にとてもこだわっている。時期によっては地元で採れた山菜を提供することもある。新型コロナの影響もあるし、とりあえずは店を続けていくことが目標。席数を減らすなど感染対策も徹底しているので安心して来店してもらえれば」と話す。

 営業時間は、11時~14時、17時~19時。水曜定休。

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