防府の天然ハモを使ったフリーズドライ製品-地元の企業が商品化

「ぞうすい」と「吸いもの」2食ずつを1箱で販売する

「ぞうすい」と「吸いもの」2食ずつを1箱で販売する

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 スープ、みそ汁などのフリーズドライ食品を製造・販売する協和エフ・デイ食品(防府市新田)は8月1日より、防府市内の飲食店などでフリーズドライ製品「天神鱧 ぞうすい」と「天神鱧 お吸いもの」を販売開始する。

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 同商品は、防府市で獲れた天然ハモを使用したフリーズドライの雑炊とお吸い物。防府市がブランド化を推進している「天神鱧」を商品名に名付けた。雑炊には、国産の米、卵を使い、細かくしたハモが入っている。吸い物には、骨切りしたハモの切り身が入っており、ハモの食感が味わえる。いずれも熱湯を注いで作る。賞味期限は12カ月。

 半年前から開発を始め、何度も試作を重ねたという。防府市内の飲食店有志らで構成される「はも塾」でも味を評価・指導してもらったとも。同社も今年5月に「はも塾」に加盟した。ハモはフリーズドライにするには扱いづらい食材ということで、料亭の味を再現することや、ハモの食感を残すことに苦労したという。

 同社の岡田嘉展社長は「防府市に工場を建設して20年になるので、何か地元に恩返ししたいと開発を進めた。地産地消を目的とした商品」と話している。

 防府市内のはも塾加盟20店、同社直販所(防府市新田)、同社の通信販売などで販売する。価格は1,680円(4食セット)。

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