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宇部・常盤通りで「ウォーカバル」 民間団体が「ときわいこっと」の空間活用

11月12日・13日に行われたキックオフイベントの様子

11月12日・13日に行われたキックオフイベントの様子

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 食べ飲み歩きイベント「常盤通りウォーカバル」が12月11日、宇部の常盤通りで開催される。

キックオフイベントの様子

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 宇部市が取り組む「国道190号(常盤通り)のウォーカブル化に向けた社会実験」の一環である「ときわいこっと。2」の空間を利用して実施する。

 主催する一般社団法人「プレイスマネジメント」の田中翔大さんは「これまで中央町の『多世代交流スペース』でイベントを開催してきたノウハウを生かし、多くの人に楽しんでもらうために新たな場所で挑戦する。こうした道の使い方ができるということがまだまだ認知されていない人や企業に対し、これからの活用事例を示すことができれば」と話す。

 当日は、旧山口井筒屋宇部店前のエリアで飲食・雑貨ブース、ワークショップ、ストリートファニチャーを展開。「Franky LAND」(コロコロチキン、ポテト)や「Resort Cafe & Bar POLE POLE」(マッサマンカレー、フレンチトーストスティックなど)、「花ひろばEVERGREEN」(観葉植物、花関連雑貨など)など18事業者が出店する。

 田中さんは「継続して開くことで『宇部まつり』のように市民みんなが知り、楽しみにするようなイベントにしていきたい。都会に行かなくても民間主体でそうしたイベントができる企業が宇部にもあることや、企業側にも行政のバックアップでどんどん活動できることを知ってもらいたい。当日の目標来場人数は2000人。それくらい楽しみにして来てもらえれば」と呼びかける。

 宇部市都市政策部中心市街地活性化推進課の梅田裕一主任は「今回の社会実験を通じて、道路でさまざまなことができることや需要があることが確認できた。活用してくれる民間の事業者が現れることでまちのにぎわいにつながる。行政がこうした『場所』を用意することで、チャレンジしやすい土壌づくりができていることを知ってもらえれば。常時にぎわうことは難しいが、こうしたイベントが定着することで、平常時の日常使いにもつながれば」と期待を寄せる。

 イベント開催時間は11時~20時。

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