山口で京都の吹きガラス工房の作品展-モノトーンのぐい呑みも

京都の小林裕之さんと小出希さんのぐい呑みなど、ガラス作品120点が「陶房 和」に展示

京都の小林裕之さんと小出希さんのぐい呑みなど、ガラス作品120点が「陶房 和」に展示

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 山口・大内御堀にある「陶房 和(なごみ)」(山口市大内御堀、TEL 083-923-5533)で4月6日より、京都の吹きガラス工房の作品展「小林裕之・小出希ガラス2人展」が開催されている。

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 同展は、京都・伏見区の醍醐寺近くにある吹きガラス工房「glass studio aaty(グラススタジオアーティ)」を構える小林裕之さんと小出希さんのガラス作品、約120点を展示する。ぐい呑みやグラス、一輪挿しなど、ガラスに見えない不透明の色の作品が特徴で、それぞれ小さく細工にこだわっている。和風の作品が多い。

 小林さんは、色使いがきれいでカラフルなガラス作品が特徴。色の数だけガラスの棒を作って、さおに巻きつけて、柄がくずれないように注意しながら吹いて作るという。小出さんは、モノトーンの作品が中心。黒や白がベースのガラスに、銀箔を貼り付けたり、ガラスの線を巻きつけて作品に仕上げる。漆塗りのような風合いに仕上がる。

 同展は、2004年8月に山陽小野田市で開催された「第2回 現代ガラス展inおのだ」に出品されていた二人の作品を、同ギャラリーのオーナー夫婦が見かけたのがきっかけ。二人の作品を目にして、「いいな」と思ったのが始まりだという。

 同ギャラリーの伊藤美穂さんは「普通はガラスと言えば、透明なものを思い浮かべると思うが、不透明なガラス作品と、細工にこだわっているところを見てほしい。今回はぐい呑みが多いので、男性にも多く見てもらえれば」と話している。

 営業時間は10時~18時。期間中は無休。同17日まで。

陶房 和glass studio aaty(グラススタジオアーティ)(©マルニ)

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