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おのだサンパークが期間限定「ネットマルシェ」、生産者応援プロジェクトとコラボ

「縁むすび山口」応援団長の大谷泰彦さん(左)と小野田商業開発営業部・福谷晋治副部長

「縁むすび山口」応援団長の大谷泰彦さん(左)と小野田商業開発営業部・福谷晋治副部長

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 おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)が現在、県内の生産者を応援するプロジェクト「縁むすび山口」とコラボして期間限定のネットマルシェを行っている。

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 「縁むすび山口」は、農家などの生産者や食品製造業者を応援しようと5月に立ち上がったプロジェクト。有志がフェイスブックページを立ち上げ、県内企業の特産品や加工品などの情報発信を行っている。フェイスブックのグループには、生産者や一般消費者など1100人以上が登録している。

 同プロジェクトの応援団長を務めるフリーパーソナリティー・大谷泰彦さんは「コロナ禍でひっ迫した状況でも生産者の方々は声を上げられず、商品も売れない状況であることを知り、SNSのコミュニティーを活用しながら、どうにかして地元のものを地元の消費者に届けたいと考えてきた」と話す。

 今月16日、主旨に賛同したおのだサンパークのウェブサイト内に特設のショッピングサイトが立ち上がった。プロジェクトに参加する県内30社81品の商品を取り扱う。

 出品するのは「縄田雅海苔」(山陽小野田、のりセット)や「梶岡牧場」(美祢市、梶岡牛サーロイン)、「下関勇次水産」(下関市、ふぐのたたきセット)、「仙崎の干物木村水産」(長門市、山猿の酒かす仕込みの干物セット)など。施設内では実際の商品の取り扱いは行わず、ウェブサイトのみで販売する。

 同SCを運営する小野田商業開発営業部の福谷晋治副部長は「地元の商業施設としてウィズコロナを考えていく中で、ネットと共存していくために新しいことに挑戦したいと思ってきた」と話す。「当施設も『地元産』。普通のネット通販ではなく、地元に特化していることで思いが合致した」と話す。

 大谷さんは「県民でも、まだまだ知らない地元の食の魅力がたくさんあるはず。私自身、今回の取材で各企業を訪問する中でもっと山口が好きになった。まさに食の宝探し。多くの方に応援していただき、利用してもらえれば」とも。

 今月30日まで。

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