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宇部のギャラリーで写真展「ハルとミナ」-写真家・濱田英明さん県内初個展

「写真の中の子供のを自分と重ねて見てもらえれば」と濱田さん

「写真の中の子供のを自分と重ねて見てもらえれば」と濱田さん

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 宇部・新川の山本写真機店(宇部市中央町1)のギャラリーで3月1日、大阪在住のフォトグラファー・濱田英明さんの写真展「ハルとミナ」が始まった。

「ハルとミナ」の日常を切り取った作品

 同展は、兵庫県出身で大阪・堺市在住の濱田英明さんによる山口県内初の個展。濱田さんがライフワークとして撮り続けてきた、自身の息子を撮影したシリーズ「ハルとミナ」の写真集出版(昨年10月)を記念した全国巡回展の一環として開催する。

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 濱田さんは、2年ほど前にデザイナーからフリーランスのフォトグラファーに転身。2012年には同名の写真集を台湾で出版したほか、日本人フォトグラファーとして初めてアメリカのライフスタイルマガジン「KINFOLK」の表紙を飾り、フランスや台湾などの海外雑誌や国内の雑誌・広告も手掛ける。2013年の瀬戸内国際芸術祭では、「小豆島・醤(ひしお)の郷(さと)+坂手港プロジェクト」のオフィシャルカメラマンを務めた。

 展示するのは、濱田さんの息子・晴くん(9)と皆くん(7)の日常の姿を切り取った作品20枚。フィルムカメラで撮られた写真には「抽象的に子供がとりそうな行動やしそうなこと」(濱田さん)が映し出されている。

 「子ども2人の写真だが、『自分の子どももこういうことをするな』『幼少期に自分がしていたな』など、自分のことと重ね合わせて顧みながら見てもらい、時間軸の行き来を楽しんでもらいたい」と濱田さん。「写真はどれも、誰もが一度は経験したことのあるようなことや光景だと思う。その記憶と経験をご覧いただく方と共有したい」。

 「これまで撮りためた晴と皆の写真はおよそ1万枚。その中から日常の中の『何も起きてない瞬間』の写真を集めた。その子どもの存在を通すことで、自分の現在や過去、未来を見つめてもらいたい」と話す。

 開催時間は9時~19時(日曜・祝日は18時まで)。今月22日まで。

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