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山口で「アースデイ」 全電力を太陽光発電、初の「ゼロカーボン」実施へ

前回の様子(写真提供=アースデイやまぐち実行委員会)

前回の様子(写真提供=アースデイやまぐち実行委員会)

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 持続可能な地球について考えるイベント「アースデイやまぐち2023」が4月23日、山口・亀山公園(山口市亀山町)で行われる。

前回の様子

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 「アースデイ」は、「地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有し、そのために行動する日」として4月22日を世界共通の記念日にして各地でイベントが開かれている。

 今回は初の試みとして、ステージや出店ブースなどで使用する全ての電気を再生可能エネルギーでまかなう「ゼロカーボン」で実施。地球環境について考えるきっかけを提供し、エコに興味関心を持ってもらうことを目指す。

 実行委員長の津田龍春さんは「過去には一部の電力を太陽光発電にしたことはあったが、全て置き換えるのは今回が初。会場内から発電機がなくなることで、自然の音やコーヒーの香りなどがより楽しめるようになるはず。こうした技術を体験し、心地良さを体感することで、実際にできるんだということを知ってもらいたい」と話す。

 当日は、ステージイベントで音楽ライブやヨガ、フラダンスなどを披露するほか、飲食物や雑貨を販売する「バザールブース」、環境問題を啓発する展示やSDGs商品を紹介する「エコブース」、子ども向けにジャグリングや木登り体験などを行う「キッズブース」、マッサージなどを行う「リラックスブース」、「エコフリーマーケットブース」などを展開する。

 津田さんは「地球環境のために何をすればいいかを考えた時、行動できることはたくさんあると思う。今回のメインターゲットは小さな子どもとその家族だが、子どもたちに対して教育するというよりは、『アースデイやまぐちに行って楽しかったな』という思い出が、将来的なエコや環境問題への興味に結びつけば」と話す。

 開催時間は10時~16時。雨天決行。

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