山口・米屋町に「豆腐道路」-地面に4千個の豆腐パックの模様

さまざまな豆腐パックの模様が並ぶ「豆腐道路」

さまざまな豆腐パックの模様が並ぶ「豆腐道路」

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 山口・米屋町のみずほ銀行横の路地に10月26日、豆腐パックで作ったブロック(豆腐ブロック)を敷き詰めた「豆腐道路」が完成した。

小径に敷き詰められた豆腐パックの模様

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 街にアートが飛び出すアート・プロジェクト「HEART2008」の企画である「続・ROUTE102(ルートトーフ)-豆腐道延長計画-」として作られたもの。昨年の同プロジェクトでも市内の親子や学生らが参加し、ワークショップとして長さ50メートルの豆腐道路を制作。今回はその豆腐道路を延長するかたちで、28メートルの舗装工事を行い、一の坂川から米屋町商店街まで幅1メートル、全長78メートルの豆腐道路を完成させた。

 ブロック制作や舗装工事は、山口市在住の美術作家・山根秀信さんが手がけ、市内の学生や作家仲間なども手伝った。9月中旬から豆腐パックにセメントを流し込んでコツコツと作った約4,000個の豆腐ブロックを、10月19日から1週間かけて敷き詰め、今回の完成に至った。

 豆腐パックには、格子状、周囲だけストライプ、小さな四角が並んだものなど、意外とさまざまな模様がある。山根さんは「普段捨てている豆腐パックには、いろいろな模様が隠れている。小径を歩くことで、普段気付かなかった模様に気付いてもらえれば」と話している。(©マルニ)

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