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宇部蒲鉾の「晋ちゃんちくわ」人気に-安倍首相のイラストで売り上げ3割増

「晋ちゃんちくわ」を手に笑顔を見せる宇部蒲鉾の倉満さん

「晋ちゃんちくわ」を手に笑顔を見せる宇部蒲鉾の倉満さん

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 宇部蒲鉾(宇部市川上、TEL 0836-33-5151)が製造販売している商品「晋ちゃんちくわチーズ入り」が人気を集めている。

「晋ちゃんちくわ」断面写真

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 パッケージに安倍晋三首相がはっぴ姿でチーズとちくわを手にするイラストが描かれた同商品。同社の土産商品「おとなのちくわ チーズ入り」のパッケージを変更し、3月1日から限定商品として売り出した。価格は525円(5本入り)。

 タラなどのすり身が原料のちくわに、数種類のチェダーチーズをブレンドしたプロセスチーズを練り込んだ同商品。県内の高速道路・下松SA上下線(下松市)、壇ノ浦PA(下関市)、JR新山口駅(山口市)や山口宇部空港(宇部市)などのほか、同社直売所でも販売しており、売れ行きは好調。通常バージョンのパッケージに比べて売り上げが約3割アップしたという。

 「当社が政治関連の人物などをパッケージに採用するのは初の試み」と話す同社企画営業担当の倉満正博さん。「ある売り場からの話では、これまで素通りだったお客さまが立ち止まって購入して行ったという話も聞いている。予想以上の反響」とも。

 「安倍首相のイラストを使用した商品を売り出してよいか事務所に直接問い合わせたところ『どんどんやってください』との返答だった。アベノミクスで景気が良くなり、安倍政権の人気が長く続くことを期待している。この週末には当社を会場にしたイベントもあるので『晋ちゃんちくわチーズ入り』をさらにPRしたい」と笑顔を見せる。

 6月2日には、同社を会場に「第3回ふるさと食祭りin宇部」が開かれる。主催は「真締川リバーサイドの自然の中で食の生産者」で、地酒や野菜などの地元産品の販売のほか、ちくわ1万本を用意するつかみ取りやスタンプラリーのほか、ちくわ手作り体験や餅まきなどを行う。開催時間は9時~15時30分。

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