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宇部の住宅街に萩焼専門店「萩焼屋」-地元拠点に世界へ発信、作家紹介も

「萩焼の質感などを体感してもらいたい」と板垣さん

「萩焼の質感などを体感してもらいたい」と板垣さん

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 宇部・際波に萩焼専門店「萩焼屋」(宇部市西際波台1、TEL 0836-41-7925)がオープンして約2カ月がたった。

萩焼の風合いや色合いが「魅力」

 住宅街の一角にオフィスとギャラリーを兼ねて2月28日にオープンした同店。店舗面積は約9坪。萩や美祢、山口など県西に窯を構える萩焼作家の坂倉善右衛門さんや田口潤さん、玉村信一さんや金子信彦さんなど10人の作品を取りそろえる。萩焼独特の風合いの湯飲みや器、花器など約300点で、価格帯は2,000円~8万円。

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 同店を開いたのは、アメリカ・ロサンゼルスに約5年半在住して旅行業に従事し、帰国後に広告業を経験した板垣克昌さん。「地元を拠点にして世界に向けて発信したいと考えていたところ、もともと陶器好きだったことや幼いころから身近なものだったこともあり、萩焼に着目した。萩焼の歴史や奥ゆかしさ、素晴らしさを伝えたい」

 今月上旬にはオンラインショップを立ち上げて販売を開始。海外で培った人脈や経験を生かし、今後はカナダやアメリカ、イタリア、フランスなどヨーロッパの雑貨店や美術館のショップなどに向けて卸売りも行っていく予定だという。

 「萩焼は割れやすく扱いにくいなどともいわれるが、400年間継承されている理由があり、土の風合いや低温で焼くからこそ出る柔らかい色合いを楽しめるのが魅力。作家の方の紹介も併せて行い、広く視野を持って文化の発展に貢献できれば」と板垣さん。

 4月26日~5月6日には、美東在住の萩焼作家・時松泰礼さんの個展を開催。約200点を展示即売する。

 営業時間は10時~17時。月曜・火曜定休(展示会中は無休)。

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