山口大学の学生で構成された団体「touch the bonnet（タッチ・ザ・ボンネット）」は「クリエイティブ・スペース赤れんが」（山口市中河原町）で9月27日・28日、「演劇LIVE『農業少女』」を上演する。

　「touch the bonnet」は、山口大学の学生が昨年立ち上げた団体で、演劇や音楽活動を中心に、山口市を拠点にイベント企画なども行っている。今回の演劇公演は昨年に続いて2回目で、福岡県福岡市、愛媛県松山市、山口市での3県巡回公演となっている。

　上演するのは、演出家・野田秀樹さん作の「農業少女」。東京へのあこがれを抱いた九州のある町に住む少女が、町から逃げ出して東京に行き、一人の男性との出会いを通して成長していく様子を描いた作品。

　「touch the bonnet」代表の岩本伸也さんは「音楽あり、ダンスあり、コメディーあり、いろいろな要素を持った1時間50分の演劇公演。前夜祭では、演劇公演を前にウラ話や面白い小話が聞けるかも」と話す。

　開演時間は14時・18時（1日2公演）。前売り料金は、一般＝1,200円、大学生＝1,000円、高校生以下＝700円、当日は各300円増し。チケットは、山口情報芸術センター、クリエイティブ・スペース赤れんがで販売。

　公演前日となる26日には、前夜祭として「音楽LIVE『前夜祭』」も行われる。今回の演劇公演のために作ったオープニング・エンディングテーマ曲を生ライブで披露。山口で活躍するバンドもゲスト出演し、演劇の舞台を使って音楽ライブを行う。演劇公演のチケット持参で入場無料。前夜祭のみの入場は500円。開催時間は19時～。（©マルニ）