山口・平井の山口大学吉田キャンパス近くに7月1日、居酒屋「創作炉端　山大酒場　YUTAKAはなれ」（山口市平井、TEL 083-902-5644）がオープンした。

オレンジの外観の「山大酒場」

　つけ麺専門店「二代目YUTAKA　山口大学前店」横にオープンした同店。宇部を中心につけ麺店を展開する「ユタカ」（宇部市中村）が、新たな業態として同店横で事務所として使用していた建物を改装して出店した。

　店内はテーブル席30席。店内に調理場は設けず、つけ麺店で調理して配膳するスタイルで営業する。副社長の中安紀輝さんは「つけ麺店の客層の約半分が大学生。私たちも新たな展開を考える中で、もっと学生が集いやすい環境を作ろうと、とにかく学生のことを第一に考えた」と話す。学生をメーンターゲットに据える。

　主力メニューは、金額の異なる3種類のコース料理。隣のつけ麺店に来店する学生を中心に採ったアンケート調査から、鶏の空揚げやポテトフライなど揚げ物を各コースに取り入れたほか、「肉が食べたい」という学生の要望に応え、メーンには焼き肉メニューを取り入れた。

　サラダや揚げ物、焼きメニューには鶏肉や「魚のホイル焼き」など6品を付ける「山大酒場お手頃コース」（2,980円）や8品がつく「山大酒場定番コース」（3,480円）、牛・豚・鶏肉の焼き肉メニューに魚介が付く8品の「山大酒場絢爛（けんらん）コース」（3,980円）。それぞれのコースには2時間～3時間の飲み放題が付く。

　オープンからの様子について「ビジネスマンの方や学生でない方も利用いただけるが、今は8割～9割が学生の方。とてもにぎやかな雰囲気で楽しんでいただいているようだ」とスタッフの馬場健大さん。「当店が、学生生活の中での思い出の店になるように元気に営業していきたい」とも。

　営業時間は18時～24時。火曜定休。