萩市の飲食店などで現在、地魚の消費拡大と魚食普及を目指す「美味（おい）しい！　萩の地魚グルメキャンペーン」が行われている。主催は萩・魚まつり実行委員会。

地魚特別メニュー「ボテコの唐揚げ」

　昨年の「萩のおいしい地魚グルメキャンペーン」に引き続き、コロナ禍で中止した「萩・魚まつり」の代替イベントとして実施。今回も「食べて応援！　買って応援！」をテーマに、萩の地魚プレゼントキャンペーンと地魚イベントを実施する。

　プレゼントキャンペーンは、市内飲食店27店舗または道の駅「萩しーまーと」などの4施設で買い物した際のレシート（2,000円以上）を1口として応募すると、抽選で「天然とらふぐセット」（3万円相当、3本）や「萩の地魚加工品セット」（5,000円相当、10本）、「萩の地魚お食事券」（3,000円相当、30本）、「萩の地魚夕食付宿泊券」（2万5,000円相当、ペア5組）が当たる。応募用紙は対象店・施設、観光案内所などで配布する。

　対象店のうち6店では、コロナ禍の気持ちを少しでも上向きにしてもらおうと「あげる」をテーマに、フライやから揚げなど油で揚げた地魚特別メニューを期間限定で用意。「ダイニングまめだ」（椿東）では「萩の瀬つきあじ博多フライ」（680円）、「居酒屋大福村」（下五間町2）では「旬の萩の地魚の唐揚げ」（800円～）を提供する。

　地魚イベントでは、2月1日から「いかマルシェ」（須佐水海）で2,000円以上の購入客先着100人に「店内干物プレゼント」を行うほか、2月1日～28日には「萩・さんさん三見」（三見）で2,000円以上の購入客を対象に「エコバックプレゼント」（先着200人）、「萩しーまーと」（椿東）では購入レシート2,000円ごとに挑戦できる「ガラポンくじ」を行う。

　萩市水産課の椙本学さんは「ゆとりパークたまがわで1月7日に行ったイベントでは、市内外から多くの人が訪れてくれた。まだまだコロナ禍で大変な時期だが、特別メニューのテーマにあるように、萩の魚を食べて気持ちを上向きにしてほしい。ぜひおいしい魚を食べに萩に来てもらえれば」と呼びかける。

　3月26日まで。