チョコレートイベント「真夏のチョコレート祭り」が8月19日、セントコア山口（山口市湯田温泉3）で開かれる。

提供するチョコレートスイーツ

　2018（平成30）年に山口市がチョコレート年間支出金額で全国1位になったことから、チョコレートを使ったまちおこしを目指して活動している山口商工会議所が主催する。

　同会議所のオール山口ブランド推進課・地域連携室の春永亜由美さんは「これまではチョコレートに関するセミナーや物販など普及啓発活動をメインに取り組んできたが、今回はチョコレートを楽しんでもらうイベントを初めて企画した。夏はチョコレートの売り上げが下がるため、事業者側からも何かイベントをやりたいという声があった」と話す。

　当日、会場でチョコレートの販売や、縁日を行うほか、キッチンカーも出店する。チョコレート販売は「tete」「GIMME CHOCOLATE」が出店し、縁日は射的や輪投げ、ヨーヨー釣りを用意する。キッチンカーは「Nishida Coffee」「やませ水産」など3店舗が出店する。

　このほか、事前予約制でセントコア山口の増本栄二郎総料理長がプロデュースする「豪華ビュッフェディナー」を行い、増本総料理長が手がける限定スイーツや、「まるまつ食堂」「笑海（わらみ）」など市内の飲食店6店舗が作ったチョコレートスイーツを提供する。

　春永さんは「『チョコレートの町』を目指して活動を始めて4年ほどがたつ。事業者からチョコレートのことについて相談されることもあり、商品開発につながっている。その商品が市民の皆さんの手に渡り、多くの人に広がればうれしい」と話す。

　「夏の夜、家族でチョコレートを食べて、盛り上がってもらえたら。市外や県外にも『チョコレートの町』を発信したい」と来場を呼びかける。

　開催時間は17時30分～20時30分。