イベント「渡辺翁記念会館の秘密-2～リアル謎解きゲーム～」が2月23日～25日、宇部で開かれる。

昨年のイベントの様子

　一昨年に初開催した同イベント。初回は、下関や周南などからも参加があり、2日間で延べ約200人以上が参加した。

　今回は、イベント団体「LiNo（リノ）」と共催し、屋外で「キッチンカーフェスタ」も同時開催。3日間で異なる3台が来場するほか、バルーンアート、スーパーボールすくいなど縁日コーナーも設ける。

　主催する公益財団法人「宇部市文化創造財団」（宇部市松島町）の稲垣康彦さんは「前回の反響をもとに、謎解き問題は難易度を5段階にし、親子で楽しめるように工夫した。簡単に解ける問題から、数式を取り入れた問題など、知識やひらめき力、チームワーク力が試されるので、幅広い世代で楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

　参加者は、受付時に配布する解答用紙を手に、同館内のロビーやホールのステージ、座席などを自由に歩き回りながら謎解きに挑戦する。制限時間は1時間。終了後は受付で答え合わせをし、全問正解すると抽選で賞品が進呈される。

　稲垣さんは「同館は、音響の優れたコンサートホールとして、数多くの著名な音楽家の公演も行われてきた。歴史的価値の高い建造物である同館に由来する人物や、宇部という街の歴史について、改めて目を向けるきっかけになれば」と話す。

　開催時間は10時～16時（最終スタート時間は15時）。受け付けを30分毎に行い、定員は各回10人程度。小学3年未満は保護者同伴。事前申し込みが必要（今月22日17時まで）だが、空きがあれば当日でも参加可能。