宇部でイベント「やまぐち楽市」-古美術フリマに加え特産・福祉の市も

前回イベント時の様子

前回イベント時の様子

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 宇部・真締川ダム広場(宇部市川上高嶺)で12月13日、イベント「やまぐち楽市(古美術フリマ・特物産市&福祉の市)」が開催される。主催はNPO法人「共生のエートス」(宇部市川上)と真締川ダム・宇部インター活性協議会。

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 同イベントは、10月から「古美術・フリーマーケット」として定期的に開催する予定にしていたものを「やまぐち楽市」に名称を変え、古美術フリマのほか、県内の特産・物産品や福祉施設での授産品の出店を増やし、今後は第2日曜日に開催する。

 「10月に開催した第1回古美術・フリーマーケットは約100店の出店、参加者が約5,000人あり、初回としては大成功だった」と話す同NPO法人代表の秋本貞光さん。県内各地域の特産・物産品を集めた「物産市」を拡大していくために、山口県農林水産部流通企画室と連携して進めているという。

 同広場は、福祉施設(うべくるみ園、高嶺園)が隣接している宇部市の福祉ゾーン。「うべくるみ園は前回も出店され、施設で製造・作成された授産品は質の高いものばかり」(秋本さん)であることから「福祉の市」としても開催することで、施設側の意欲向上や財政面への効果も期待している。

 前回の出店業者の中から「フリーマーケットと呼ぶには少し違和感があるのでは」という意見が寄せられたこともイベントの名称変更を検討する理由になったと話す秋本さん。「宇部インターチェンジと真締川ダムを活かしながら地域活性化を目指す『市』は、NPO法人・地域・福祉施設が協働する画期的なモデル事業だと思う」とも。

 会場には山陽自動車道宇部インターチェンジから約3分で行けることから、中国・九州地方の全サービスエリアにポスターを掲出し、県外から多くの集客を見込んでいる。

 開催時間は7時~15時。雨天中止。問い合わせは秋本さん(TEL 090-5698-3337)まで。

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