美祢・於福町にログキッチン「ぷらすわん」（美祢市於福町下、TEL 0837-56-1920）がオープンして2カ月がたった。オープン日は3月26日。

広々としたログハウス2階の店内

　同市のブティック「プラス・ワン」、服飾卸問屋「ARC」（以上、美祢市大嶺町東分）を経営する大山正夫さんが「念願の飲食店を」と出店。ログハウス造りのレストラン「山善」跡を居抜きで使う。店舗面積は約150坪。テーブル席47席、座敷席16席。

　コンセプトは「全品手作り」。料理のほか、たれやドレッシング、漬物までこだわって手作りする。大山さんと40年来の親交があり、日本料理の調理やスーパーでの鮮魚調理の経験を持つ石田英明さんが店長を務める。

　主力メニューは、和牛と鹿野豚のミンチを使うコロッケがメインの「手造りコロッケ膳」、鹿野豚とニラをたっぷりと詰めたギョーザがメインの「手造り鉄板餃子膳」、鶏だししょうゆのスープを使う「きりたんぽ風鍋定食」（以上980円）、5種の魚を盛り付ける「新鮮お刺し身膳」（1,380円）の4種類。メインの料理にご飯、小鉢、漬物、汁物、刺し身など約7品が付き、ボリューム感が売り。

　そのほか、長州鶏や美東町産ゴボウなどを使った「お雑煮」（680円）、宴会限定メニューの「タッカンマリ鍋」（1,480円）、ドリンクメニュー16種類を用意。宴会や時間外の営業は予約で受け付け、価格に応じたコースを提供する。

　「手作りの味」が口コミやSNSで広がり、平日はビジネスマンや主婦層、休日には観光客や家族連れが訪れ、広々とした店内で落ち着いた時間を過ごしているという。

　石田さんは「完食率が高いのがうれしい。お客さまからのご要望があればスタッフと会議を開き、また来店したいと思ってもらえる対応に努めている。6月から金曜、土曜の夜営業を始める。行列ができる店に育てていければ」と意気込む。

　営業時間は11時～15時、17時30分～20時。月曜定休。