サッカーJ2のレノファ山口FCが2月18日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」（山口市維新公園4）で大宮アルディージャと対戦する。

レノファの新主将・佐藤謙介選手

　2023シーズンのJ2リーグ開幕戦。レノファは1月7日に始動し、同下旬には鹿児島で約1週間のトレーニングキャンプを行った。今季は上位6位以内に入る目標を掲げている。

　今季から新たに主将を務める佐藤謙介選手は「メンタル面も含めてコンディションは本当に良い状態にあるので、開幕戦に期待してもらいたい。勝ち点3を取りにいくことはもちろんだが、躍動感のあるプレーを見せて皆さんに何かを感じ取ってもらい、『また応援したい』『また一緒に戦いたい』と思ってもらえるような試合を見せたい」と話す。

　対戦する大宮アルディージャは昨季19位で、レノファに新加入した矢島慎也選手が昨季所属していたクラブでもある。その矢島選手は「大宮には1年しかいなかったが地元のクラブでもあったし、選手とはいろいろなことを共有してきた仲間だったので、そういう意味では楽しみ。チームの目標を達成するために開幕戦を勝つことは絶対大事。開幕戦は、皆さんが思っているよりも想像以上に大事だと思っているのでしっかりやりたい」と意気込みを見せる。

　名塚善寛監督は「今チャレンジしていることは選手も理解してきているし、そこはどんどん良くなっていくと思う。レノファというチームの試合を一回見てもらい、もう一回試合を見たくなるような、応援したくなるような、最後まで諦めずに攻守にアグレッシブに自分たちから仕かけるというサッカーを見せたい」と話す。

　当日は、先着4000人に「オリジナルブランケット」を進呈するほか、ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が10時から開催。恒例の飲食ブース「グルメガーデン」や山口県の特産品が抽選で当たる山口県ブースなど、多彩なイベントを繰り広げる。12時30分からは、渡部博文社長とNHKサッカー解説者の山本昌邦さんのトークショーを場外イベント広場で行う。

　14時キックオフ。