食べる

宇部・新天町に野菜水耕栽培「ウベモクファーム」-順調に野菜生育、試食会も

順調に育つ「植物工場」の野菜

順調に育つ「植物工場」の野菜

  •  
  •  

 宇部・新天町で稼働が始まった水耕栽培の植物工場「ウベモクファーム」(宇部市新天町2)で現在、初収穫となる野菜の生育が順調に進んでいる。

ミズナが著しく育っている

 同商店街の空き店舗を利用し、水や養液、光を使い室内で野菜を育てる取り組みは、木材販売や住宅施工などを行う「ウベモク」(西平原、TEL 0836-33-2111)が新規事業として開始。1年ほど前から準備を進め、山口大学農学部の技術提供を受け、4月12日に種まきを初めて行った。

[広告]

 約15坪の室内には、育苗棚と4段構造の定植棚を設置。24時間体制で室温20℃・湿度60%に保たれたクリーンルームで、縦60センチ・横90センチ・深さ10センチほどのパネル13枚の「畑」で、ミズナやルッコラ、グリーンケール、グリーンマスタード、ロロロッサなど7種類の野菜を栽培している。野菜は3週間ほどで収穫できる。

 中尾泰樹常務は「これまでの生育状況はとても順調。年間を通して一定の品質と価格で提供することができ、何より無農薬なので安心」と話す。

 現在は蛍光灯と一般用LEDライトを半々の割合で当てて育てているが、5月中旬ごろには独自開発したLEDライトを備えた試作機が入る予定。今後は成育に有効なライトの色の比率などを比較検証し、今秋をめどに宇部市内のレストランへの提供開始を目指すという。

 「おいしく栄養のある野菜に育てることが目標。需要を見ながら一般販売も検討したい。まずは広く知ってもらい、飲食店との商品コラボなど幅広く展開していきたい」とも。

 5月5日(新川市まつり、同商店街アーケード内)には、初収穫の野菜をサラダにして「無料試食会」を行う。約500食分を午前と午後の2回に分けて用意する予定。問い合わせは同社まで。

  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

ピックアップ